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サタンのダメ息子  作者: 糖来 入吐
魔界! 罪の大会! 編
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98話『資金』

「まさか大会の参加資金を稼ぐところから始まるのかよ」

「そうだぞ、取り敢えず俺は金稼ぎのプロだからやるとして俺だけじゃ大変だからお前もじゃんけんで負けたろ、だから一緒に稼いでもらう」

「マジかよ、どうやって稼ぐんだ、10億円なんて、宝くじ買って当たるかどうか……」


そんな会話をサターテとアンモはしていた。

宝くじの話を聞いてアンモは


「ばーか、金を運否天賦に任せるとか、金ってのはな、自分で稼ごうと思えばいくらでも稼げるんだよ、運なんかより手っ取り早いんだ」

「マジかよ、サラリーマン何て一生かかっても10億稼げんぞ」

「そりゃ安定のためのサラリーマンだからな、安定ではそれは稼ぐのは難しいだろうな、だが安定ではなくリスクを負っての金稼ぎなら可能だ、なに、失敗しても次稼げばいいんだ」

「借金して闇に葬られなきゃだがな」

「俺がそんなヘマすると思うか? それに、借金なんかは稼げば返せるんだぜ!」


とアンモは笑いながら言った。

それを聞いてサターテは


「で、今回はどんな商品を売るんだ?」

と聞いた。

するとアンモは


「カンパの生血! 新鮮な奴だ!」

「マジかよ、もう手に入ってるのか?」

「いやまだだ、今から手に入れる」

「間に合うの?」

「大丈夫だ、万事俺に任せとけ」

「俺いるの?」


するとアンモはサターテの方を叩きながら


「俺の指示に従ってもらう奴は強い奴の方が良いんだ」


そう言ってサターテが行く理由を言った、


「そうなのか? 河童の生血って、不老不死の物だっけ? 昔は売れるだろうけど、今でも売れるの?」


するとアンモは


「何言ってるんだ、今でも人間ってのは愚かなんだよ、永遠に生きたって何もすることもない癖にそれでもそんなちんけな物に固執するものだ、それに、金は入るはそれを使って永遠に生き続ける人間んが壊れるさまは見れるわで、結構退屈しのぎにはなるぞ、まあ、今回の人間に売ることが出来たら数千年後にお前にも見せてやるって!」

「マジかよ、それは楽しみだ!」


そう言ってサターテ達はある川に行った。


そして



「かぱああああああああああああああああああああああああああ!!」

「かぱああああぱあああああああああああああああああああああ!!」

「おうおう、笑えるほどいるじゃねえか!」

「こっから好きな河童を密漁しようぜ!」

「かぱかぱかぱ!! (お願いです! 止めてください! 子ども達だけは!)」

「かあぱあ!! (お母さん!)」


河童が何を言ってるのかアンモには分かっていたが


「ええ、なんて言ってるか分からないなあ? ちゃんと喋ろうぜ?」


と言って子ども達だけを奪って行った。


「良いのか? 子どもだけ奪って? 子孫残してもらわないとまた売れないんじゃないのか?」

「え、だってこれで河童の存続が無くなれば今持ってる生血がさらに値上がりするんだぜ! それに今存続を断ち切れば!」


ザシュン!


「かぱああああああああああああああああああああ!!」


そう言ってアンモは河童の大人を切りまくった。


「もっと価値が上がる」


そして河童は捕まった子ども達だけを残した。


*******************************************************************************


「さてと、売り捌きますか!」

「よっしゃああああ!!」


そしてアンモは


「この子供二人はお前に任せる、俺は後の6人を売る」


「了解」


そしてサターテとアンモで売るのを分かれた。

そしてアンモは


「いらっしゃい! 河童の生血だよ! 新鮮だよ! 取立だよ!」

「わっ私に売ってくれ! 金はいくらだね!」

「もう存続はあり得ないので、そうだね、7000億円かな? 一滴」

「買った!」

「いや俺が!」

「いや! 俺はもっと出す!


そんなオークションのようなものが続いた。

そうしてあっさりと金を貰ったアンモは


「さてと、河童ってだけでもこんなに楽勝に儲かるんだからサターテはいくら儲かっているかな?」


と言ってサターテの方に向かった。

しかし、


「さーー!! 河童の解体ショーだよ!」


ザシュン!


そしてサターテは河童の子供の腕を切り落とした。


「かぱあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! かああああああああああああぱああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


河童の子供は悲鳴を上げていた。


「やっ止めてあげてえええええええええええええ!!」

「河童が可哀そう!」

「こっこの! 人でなしいいいいいいいいいいいいいいいい!」

「アレ? 思ったより売れんぞ? 何でだ?」

「ちょっとこっち来い」

「? どうした?」


そしてアンモは言った。


「何やってるの?」

「解体ショー」

「ダメそれ!」

「何で! マグロの解体ショーとか評判ジャン!」

「あれは苦しんでる姿が分かりにくいからいいんだ! いいか! 人間ってのは愚かな生き物だ! 苦しんでる姿が分からなければ相手がどんなことをされようと笑うことが出来る! しかし! 今みたいに分かってしまうと人間の中の偽善が働いて悪いことはやめろって言う糞みたいなことを言い出すんだ! だからマグロが残虐非道な目に逢っていても人間は笑えるが、苦しがっている姿を見ると自分たちの偽善を正義だと思って相手を罵ってくるというとても厄介なクレーマーなんだ! そこんとこは気を付けないといけない!」

「マジかよ、それはすまなかった」

「まあ、いい、俺は資金分は稼いだから、まあいま見せたせいで、もう河童は売れんだろう、殺処分しておくから次からは気を付けてな」

「はい、アンモごめんな」

「いいよ、失敗は誰にでもある、次から成長すればいい」

「うん、ありがとう」


そう言ってアンモは残った河童が売れるか試して売れなかったので殺処分した。




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