第10話 『藍天を翔ける刃』
ご覧いただきありがとうございます!
本作は、名前と使命以外の何もかもを忘れたの電脳戦士と普通の高校生が「二人で一つ」になって戦う、王道特撮リスペクトのSFバトルアクションです!
巨大化変身、武装、合体など、僕たちがあの頃夢見たロマンをこれでもかと詰め込んでお届けします。
それでは、第10話『藍天を翔ける刃』お楽しみください!
「嘘だろ……動け、動けよッ!」
パキィン!
空間がガラスのように音を立てて砕け散った歩行者天国。ひび割れた世界の裂け目から、一般人たちの悲鳴がドミノ倒しのように広がっていく。逃げ惑う雑踏の真ん中で、西川勇樹は悲痛な叫びを上げていた。
手元にあるスマートフォンの画面は、激しい砂嵐に埋め尽くされ、一切の操作を受け付けない。いつもなら耳元で気さくに、あるいは鋭く呼びかけてくれる相棒の声は、ザザ……という不快な電子音に掻き消されていた。
合体システムへのアクセスは完全にロックされ、アプリ『HOMD』は沈黙を保ったままだ。
「クソッ、ジャミングが強すぎて変身できない! ユナイト! 応答してくれ、ユナイト!」
上空を見上げれば、機械的な翼を広げた巨大な『イーグル型電脳怪獣』が、大気をバグデータで赤黒く歪ませながら、鋭い鉤爪をこちらへ向けて急降下してきている。直撃すれば、勇樹の肉体など一瞬で消滅する。それ以上に、逃げ遅れた通行人たちが巻き添えになる。
勇樹の胸に、冷たい焦燥がじわじわと広がっていった。
「変身もできないなんて……俺は、どうすれば……!」
パニックに陥る世界の中心で、ただ一人、吉良彗香だけは冷徹な薄笑いを浮かべたまま佇んでいた。
メタリックシルバーのメッシュが施された黒髪が、怪獣の巻き起こすソニックブームの暴風に激しく揺れる。彼女は形の良い唇を三日月のように歪めると、制服のポケットから『アンティーク調の赤い万年筆』と、何の変哲もない『普通のノート』を取り出した。
そして、それを立ち尽くす木下真守の目の前へと、挑発するように突きつける。
「アプリって、要するにプログラムコード?なんでしょ? スマホがダメなら、紙に直接描けばいいじゃない」
彗香の口から漏れる、見下し挑発するような発言。しかしその響きは、先ほど高級車の車内で真守のプライドを切り刻んだ時と同じ、冷酷なトーンだった。
「ほら、これで変身させてみなさいよ。――後ろでパチパチ画面を叩いてるだけの、“天才君”?」
「お前……っ!」
真守の眼鏡の奥の瞳が、怒りで激しく燃え上がった。車内で放たれた「戦う勇気もない無力な存在」という侮蔑の言葉が、再び脳裏をよぎる。敵か味方かも分からない女からの、これ以上ないほどの屈辱的な施し。真守のプライドは拒絶を叫んでいた。
だが、上空から一般人を、そして親友の勇樹を狙って牙を剥く怪獣の影が、すぐそこまで迫っている。
「……チッ! 黙って見てろ、後で100倍にして問い詰めてやる!」
真守は迷いを捨てた。黒い布製のゲーム用指サック――『ハックサック』をはめた右手で、彗香から赤い万年筆をひったくるように奪い取る。もう片方の手で、ノートの白紙のページを乱暴に開き、アスファルトの上に押し付けた。
真守の脳細胞が、超高速で回転を始める。スマホの画面は使えない。ならば、ハックサックの残響ノイズを媒体にし、この赤い万年筆のインクにユナイトの構成データを一時的に乗せる。
ジャミングの周波数を力技で逆算し、紙というアナログな領域へ、ユナイトを強制召喚するための『真のシステムコード』を叩き込む。
カリカリカリカリッ!!!
静寂を切り裂くように、ノートの白紙が深紅のインクで血のように染まっていく。真守のペン先は、目にも留まらぬ速度で文字列を刻み込んでいった。
『HERO CHORD:H-O-M-D(Hero-On-Mundane-Device)』
『BOOT: The Hero of My Dream』
「これで――繋がれッ!!!」
真守がノートに最後のピリオドを力強く打ち抜いた、その瞬間だった。手書きされた深紅の文字から、エメラルドグリーンとは対照的な、禍々しくも力強い「深紅の電子光波」がバチバチと激しく走り染み出した。
ノートの紙面そのものが、一時的に強大な電脳デバイスへと書き換えられ、ページから溢れ出た光の奔流が勇樹の全身を包み込んでいく。
『――システム復旧! 届いたぜ、勇樹、真守!!!』
激しい砂嵐だった勇樹のスマホから、ついに、聞き慣れた相棒の咆哮が爆音で鳴り響いた。
「待たせたな、ユナイト! ――コード:ユナイトッ!!!」
勇樹は天へと右手を伸ばし、胸の前で両手をX字にクロスする。
ノートから噴き出した紅と銀の電脳粒子が、路上を覆う暴風を真っ二つに切り裂いて爆散した。二人の魂が完全に重なり合い、眩い光の中から、その戦士は姿を現した。
ベースの黒いボディに赤と青のライン。全身を覆う重厚な銀の装甲。装甲の隙間からは、過負荷に達したような、しかし手書きコードの残響を宿した水色と深紅のエネルギーが力強く脈打っている。
ドガァンッ!!!
荒れ狂うアスファルトへ力強く着地し、凄まじい衝撃波でイーグル型怪獣の急降下を弾き返したのは、まぎれもない彼らの絆の証――『絆の戦士ユナイト』だった。
『お待たせ、大空のバグ野郎』
ユナイトは拳をパチリと鳴らし、上空の怪獣を鋭く見据えた。だが、危機を脱したのも束の間。真守が手にするノートの画面(紙面)の端に、深紅のインクが変色した不気味なテキストが浮かび上がる。
『WARNING:侵食率32%を確認しました。空間割壊が継続中。物理破壊被害が拡大しています』
「チッ、変身はできたが、まだ何一つ解決しちゃいないぞ!」
真守はハックサックを構え直した。大空を統べるイーグル型怪獣との、音速の空中戦の幕が上がろうとしていた。
――キィィィンッ!
イーグル型電脳怪獣は、地上の戦士を嘲笑うかのように金属質の不快な鳴き声を響かせると、巨大な機械翼を羽ばたかせて垂直上昇。一瞬にして遥か上空へと舞い上がった。直後、怪獣の姿が、掻き消えるように視界から完全にロストした。
『消えた……!? どこに行ったんだ!』
ユナイトが周囲の空を見回す。だが、雲一つない休日の青空には、遮るものなど何もないはずだった。
ドガァッ!!!
『ぐあああッ!?』
突如、ユナイトの背中に目に見えない凄まじい衝撃が叩き込まれた。前方のビルへと激しく吹き飛ばされ、銀の装甲が激しい火花を散らす。
姿なき空中からの死角を突いた超高速突撃。ユナイトは防御態勢に入る暇さえ与えられず、ただ見えない一撃の嵐に防戦一方となり、じわじわと装甲を削られていく。地上でノートを抱える真守の額を、冷たい汗が伝った。
(不自然だ。いくら速度が速いからと言って、残像すら残さずに完全な透明人間になるプログラムなど存在するはずがない。なぜレーダーだけでなく、俺たちの肉眼すら騙せる?)
真守はハックサックをはめた指を激しく動かし、手書きノートの余白に走るノイズの波形を凝視した。
砂嵐の奥で、特定の周波数が激しく相殺し合っている。その天才的な脳細胞が、一瞬でひとつの不気味なロジックを弾き出した。
「……そうか、そういうことか!」
真守はノートを抱えたまま、空中へ向かって叫んだ。
「勇樹、ユナイト! 奴はただ速いんじゃない! 電波と同じ速度(光速)で飛んでいるんだ! だから移動の瞬間に周囲の電波や光の波形と完全に相殺し合って、視覚的にも電子的にもステルス(不可視)状態になってる! 周りの電子機器が狂ったのも、奴自身の飛行そのものが巨大な相殺ジャミングだからだ!」
『電波と同じ速度だと!? そんなのどうやって捕まえりゃいいんだよ!』
ユナイトの悲鳴のような声。姿が見えなければ、攻撃を当てることどころか、防御することすら叶わない。侵食率はすでに35%を超え、周囲の空間が不気味に歪み始めていた。
「姿が見えないなら……強制的に姿を現す『檻』を作ればいい」
真守の眼鏡の奥の瞳が、冷徹な勝利の計算を映し出してギラリと光った。手書きコードのノートの新しいページを万年筆で激しく乱暴に走らせる。
「真守の、お手製パッチを喰らいな!」彼の指先から放たれたノイズが、先日完全解析していた飛行型怪獣『エアフロイズ』のデータ領域へとアクセスする。その気流を操るプログラムの奥底から、空間の屈折データを無理やり引き剥がし、空中のハニカム足場の生成コードへと力技で上書き(パッチ)した。
「ハニカム・ビルド――ミラーパネル・ダウンロード!!」
真守が右手を天空へとフリックした瞬間、ユナイトの周囲の空中に、無数の六角形のエネルギー足場がリアルタイムで生成された。だが、いつもの透過型の光ではない。それは、周囲の太陽光をギラギラと反射する、眩い『鏡面』の足場へと変化していた。
「勇樹、ユナイト、上空の鏡に向かって、『ユニオンビーム』をぶち込め!」
『おいおい、鏡に向かって撃ったら自分に跳ね返ってくるんじゃないのか!?』
ユナイトが驚愕の声を上げる。
「俺の計算を信じろ、行くんだ!」
真守の怒号が響く。
「分かった……信じるぜ、真守! 行くぞ、ユナイト!うおおおおッ!!」
ユナイトは意を決して、地に足をつけた。胸のエメラルドグリーンのコアに全身のプラズマエネルギーを一点集中させ、極大の熱線――『ユニオンビーム』を上空の一枚の鏡の足場へと向かって放射した。
ズガァァァァァン!!!
空間を融解させる熱線が、空中のミラーパネルに衝突する。自爆かと思われたその瞬間、光の束は正確な反射角を描いて激しく屈折。そのまま斜め上に配置されたもう一枚の鏡へと跳ね返り、次から次へと、空中に配置された無数のミラーパネルを光のリレーのように高速で網羅していった。上下左右、前後。光の熱線が鏡の間を無限に往復し、交差し合う。
それは一瞬にして、街の上空を完全に包み込む、巨大な「四角いビームの檻」へと変貌を遂げた。
キィ、ィァァァァァッ!?
その光の檻の中心を、ステルス状態で突撃しようとしていたイーグル型怪獣が、避ける間もなく強行突破しようとした。
バリバリバリバリバチィィィン!!!
「ユニオンビーム」の超高熱レーザーに全身を焼かれ、怪獣の全身から激しい赤黒いバグノイズが噴き出す。電波速度の飛行をレーザーの障壁によって強制停止させられた大空の支配者は、よろめきながら、その醜悪な機械の身体を白日の下に曝け出した。
「見えたぞ……!」
勇樹が拳を握りしめる。
「今だ、勇樹! 空戦データをパッチする! ――音速の世界で、あの鳥の羽を毟ってこい!」
地上でノートを構える真守が、ジャックモードの指先を上空へと向けた。
手書きのノートの紙面上に、凄まじい速度で文字列が走り、機械的なシステムログが鳴り響いた。
『HERO CHORD:U-A-K-S(Unite-Af-Knight-Sky)』
『BOOT: The Sonic Blade of My Soul』
「うおおおおおッ!」
ユナイトの咆哮と共に、その肉体が劇的な変化を遂げる。ベースの黒が、まるで抜けるような蒼天、あるいは深い藍へと染まり、ラインが銀と黒へ。装甲は空気抵抗を極限まで減らすように鋭利でシャープな流線型へと変貌し、その背部にはジェット機を思わせるスマートな『エア・インテークと推進ノズル』が完全武装された。超高速空戦形態――『ユナイト・アルジェント』の覚醒である。
キィィィィィン!!!
背部の推進ノズルから、純白のアフターバーナーが爆射された。音速の壁を突き破るソニックブームが巻き起こり、アルジェントは一瞬にして大空の支配者へと躍り出る。
「真守のくれたこの翼……負ける気がしねえぜ!」
姿を隠して逃げ回っていたイーグル型電脳怪獣だったが、真守がハニカム足場に『鏡の反射データ』をダウンロードし、ユニオンビームを屈折させて作り上げた「光のビームの檻」によって、完全に退路を断たれていた。逃げ場を失い、光の檻に触れてバチバチと火花を散らす怪獣の姿が、白日の下に晒される。
「これで終わりだ、バグ野郎!」
アルジェントは上下逆さまの体勢から、頭から真下へと向かって超高速の急降下を開始した。真守がノートの最終キーを叩きつける。
『ACTION CHORD:L-O-N-G-I-L-SPIRAL』
『BOOT: The Pierce of the Azure Sky』
「行くぞユナイト! 必殺!』
―――ロンギル・スパイラル!!!―――
その瞬間、世界が変貌を始めた。現実の青空、高層ビル、歩行者天国の景色が、ペリペリと表面の皮が剥がれるようにして、緑色のコードが縦横無尽に走る電脳世界の格子空間――『マトリックス空間』へと移り変わり始める。
だが、アルジェントの加速は、世界の変貌速度すらをも置き去りにした。
キィィィィィィン!!!
機体を凄まじい速度で錐揉み回転させながら急降下するアルジェントの全身から、藍色のエネルギーが荒れ狂う嵐の刃となって吹き荒れる。現実世界からマトリックス空間へと完全に「移り変わる前」の、その刹那の狭間。音速を超えた藍色の竜巻が、イーグル型電脳怪獣の脳天へと突き刺さった。前腕に装備された特殊金属の『鋭い腕刃』が超高速回転によって丸鋸と化し、怪獣の頑強な翼、外殻、そしてコアを、容赦のない嵐の暴風雨のごとき連撃でガリガリと切り刻んでいく。秒間数百回に及ぶ、目にも留まらぬ切断の嵐。そして――アルジェントの腕刃が怪獣の身体を完全に切り刻み、両断し終えたまさにその瞬間。世界の変革が追いついた。
ガシャアアアアン!
周囲の景色が完全に『マトリックス空間』へと移り変わり終わる。しかし、それと同時に。切り裂かれた怪獣のコアが爆散した瞬間、世界はゴムパッチンが戻るかのような凄まじい衝撃と共に、一気に元の『現実世界』の歩行者天国へと引き戻された。
「……はぁ、はぁ、はぁ……!」
静寂が戻った路上。アルジェントは片膝をつき、アスファルトへ力強く着地していた。背部のノズルから、プシューッ……と白い高圧の排熱蒸気が激しく吹き出す。その背後、上空。嵐の刃で完全に切り刻まれたイーグル型電脳怪獣は、爆発音すら残さず、サラサラとしたエメラルドグリーンと藍色の美しい光の粒子へと分解され、休日の青空へと溶けるように消え去っていった。直後、スマホ画面の奥からシステム音声が告げる。
『SYSTEM CLEAR:電脳怪獣の完全消去を完了しました。世界の自動復元プログラムを作動します――』
空間のひび割れはビデオの逆再生のように瞬時に塞がり、通行人たちの記憶は「突風が吹いた」という都合の良いものへとすり替わっていく。現代社会の平穏は、再び守られたのだ。勇樹の身体から藍色の光が抜け、変身が解除される。
「やった……やったぞ、真守!」
勇樹はボロボロになりながらも、親友へ向かって最高の笑顔で親指を立てた。真守はノートを閉じ、フッと眼鏡を押し上げて、不敵な、しかしどこか誇らしげな笑みを浮かべた。
*
「かんぱーい!」
当初の目的地であった、街外れのおしゃれなアンティーク調のカフェ。木漏れ日が差し込む窓際の席で、勇樹は運ばれてきたメロンソーダのグラスを勢いよく合わせた。
「いやー、マジで焦ったぜ! まさかスマホが使えないのにノートに手書きで変身させてくれるなんて、やっぱり真守は天才だな!」
スマホの画面の中から、ユナイトも嬉しそうに声を弾ませる。
『全くだ! あの鏡の檻の戦術も鳥肌が立ったぜ。真守、お前は最高の司令塔だ!』
「騒ぐな、勇樹。声がデカい」
真守は冷めたトーンでコーヒーを口に運んだ。しかし、自分の頭脳戦が完璧にハマり、ユナイトたちに認められた充実感で、その胸の奥の燻りは綺麗に消え去っていた。そんな彼らの様子を、少し離れた席から静かに見つめている少女がいた。吉良彗香。彼女は手元に置かれた『赤い万年筆』を細い指先で弄びながら、いつもの丁寧なタメ口でクスクスと笑う。
「さすがは木下君ね。私の万年筆とノートをそこまで使いこなすなんて。……でも、これで少しは分かったでしょ? 力のないあなたでも、私の隣なら、もっと凄い景色が見られるってこと」
真守はコーヒーカップを置き、彗香を冷たく睨みつけた。
「お前が何者で、何の目的で俺たちにあの万年筆を渡したのか……いずれ必ず暴いてみせるさ」
戦いは終わった。しかし、彼らの関係の心理戦は、ここからさらに深く泥沼化していく。
◇
同じ頃。カフェの前に停車した最高級外車の車内。運転席に座る190センチの巨漢・漆原巌は、高級な黒スーツのポケットから、未来的な通信端末を取り出していた。彼はハンズフリーの車載電話へと回線を繋ぐ。その通信の接続先は、現代のどのインフラにも属さない、未来の超越的な組織――『軍』だった。普段の紳士的で、少しお茶目なボディーガードの仮面が、巌の顔から完全に剥がれ落ちる。その瞳は、歴戦のプロの軍人、そして気高き電脳怪人『堅牢のローバスト』としての冷徹な光を放っていた。
「……ローバストだ。定時連絡を行う。――お嬢の監視中、イレギュラーを確認した」
巌の低く重い声が、車の密室に響く。
「『木下真守』という人間の男だ。奴はスマホというデジタルデバイスを奪われながら、ただの紙とペン、そして自作ガジェットの残響ノイズだけで合体システムを逆コンパイルし、さらに電波速度のジャミングを鏡の反射プログラムで無力化してみせた」
巌は窓の外、勇樹たちが入っていったカフェの看板をじっと見据え、唇の端を歪めた。
「ただの現代の高校生にしておくには、あまりにも惜しい“化物”だ。あの頭脳は、いずれ我が陣営の大きな脅威となる、あるいは……最高の武器になる。――組織、および軍の総力を挙げて、あの木下真守を我が陣営へとヘッドハンティングしてくれ」
受話器の向こうから、冷徹な肯定の電子音が響く。真守の天才的な頭脳が、敵の軍組織から「最重要ターゲット」として狙われることになった。その不穏な、しかし更なる激闘を予感させる影が伸びる中で、祝杯は静かに幕を閉じた。
第10話をお読みいただきありがとうございました!
手書きコードでの赤き降臨から、真守の天才的な「鏡の檻」の戦術、そしてアルジェントの覚醒まで詰め込みました。
当初の予定よりもバトルのロジックと演出に熱が入り、非常に読み応えのある大ボリュームな回になってしまいました。
ラストには巌の不穏なヘッドハンティングの影も動き出し、第11話からの新展開もぜひお楽しみに!
「新フォームカッコいい!」「格闘バトル熱い!」と思ってくださった方は、ぜひ【ブックマーク】や【評価(☆マーク)】での応援をよろしくお願いいたします!




