昼寝
....何故俺はここにいるのか。
何で木で寝ていたのか、全然判らない。
ただ判ることは作者が途中で描くのをやめてしまったということ。
作品に魅力を感じさせたいと思い適当に書いたもののストーリーが繋がらなくなり伏線も張れていない。
これでどうやってストーリー展開しろというのだ。
しいて言うならば今すぐこの作品を消したいということ、消せれば自分の黒歴史が誰にも見られないで静かに平穏に暮らせるということ。
...まぁサイトの条約で書籍化以外の作品での削除はサーバーが重くなるためやめてくださいと書いてある。
そんな適当な事を思いながら日々を過ごしていた。
「お兄さん、何考えてるの?」
「黒歴史、貴方様が気にすることでもないですよ、というか深入りしたら私が死にます。」
「そっかー、世界は平和だねぇ~。」
「まぁあの日以来この作品はすっかり放置されちまったもんな。」
「作者の勝手な理想で勝手にキャラクターが動かされて、本当にあいつは私どもの気持ちを考えてたのかと聞きたくなりますよ、普通に考えてあんなストーリー描けます?」
「まともな人間ならまずかけないだろうねぇ~、でもそんな事よりも今は昼寝しましょ~?」
「・・・・ああ、そうだな。」
男は木から離れると女子高校生と一緒に何処かに行ってしまった。
消したい、今すぐこの黒歴史を削除したい。
マジ恥ずかしい....