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これってデート?

短めです

髪型もアレンジし白の花柄が散りばめられているワンピースにルビーのネックレスとヒールをはいて、徒歩で………出はなく玄関前に待っている高級車に乗り込み薔薇の噴水広場へ向かった


1時前に着くけどどうしよう?………って!デートに浮かれて速くついた子見たいじゃない!?


御者に居る新月がバックミラーを見ながら


「珍しく化け───「仕事追加しようかしら?」申し訳ございません」


南朱がカーテンを全て閉めると


「校外学習の行き先が南国に決まったのだけど………」


「警備配置か?」


南朱は苦笑いを浮かべながら


「班別行動は、東鵺と北翔さん・グラデシオさんそしてたぶんだけど彼女が来ると思うわ」


「………なるほど、それで警備の者と配置で迷ってるのか」


「えぇ」


新月はなおさら不思議そうに


「だが、それなら余計に悩む必要がねぇだろう?あの王太子サマの中々腕のたつ護衛が着いていくんだろう?」


「着いてくるとは思うのだけどね………」


南朱は考え込むように視線を下げ紅茶を眺めていた


「お嬢。あのガキが来たようだぜ」


彼女は今までのはりつめた様な空気を壊すような普段の声に戻し


「そう。では、行ってくるわ………と言いたいところだけど」


南朱は流し目で新月を見ると


「ヘイヘイ、荷物を持てばよろしいんでしょう」


彼は肩をすくめ本来の運転士に変わり南朱の後ろを付き添うように車を降りた



南朱は白い日傘をさしながら


「お待たせいたしましたわ」


彼は振り返ると柔らかな笑みを浮かべ


「いや、僕もついさっき着いたばかりです」


彼の視線が後ろにいる新月をチラッと見たので


「それなら良かったですわ。あっ!紹介いたしますわね。後ろにいる彼は、私の従者 兼 護衛の新多ですわ。新多、彼は学友の──」


「グラデシオ・ディセントラ・ワンズ・サモアだ」


彼は冷たく名前だけ名乗ると南朱の方へ向き直り


「ここから少しはなれているが、ほとんどのものが手に入るよ」


「そうなのですね!」


彼は南朱をエスコートするように歩き始めた


彼はなぜか大通りにあるブランド店ではなく小路に入り更に入り組んだ小路へ足を運んでいく


………一体どこへ向かっているんだろう?こんなところにブランド店何てあったかしら?


考え後とをしていたら彼が止まり


「ここだといろいろ揃うよ」


小さな店らしいところの前についていた


「そうなんですか?」


彼は外付けになっていたベルを鳴らすと中から数人のスーツ姿の男性と大人しめのドレス着た女性が一斉に頭を下げ


「ようこそお越し下さいました。サモア第一王子様 ならびに朱雀大路家令嬢様。どうぞこちらへ」


あれ?グラデシオの知り合いが経営している店なのかな


「ああ」


彼にエスコートされながらどうやらV.I.P.を案内する様に個室へ連れていかれた


一体ここはなんなの??グラデシオが笑顔でエスコートするってことはまさか彼の自国にある有名ブランドの海外店舗なのかな?


南朱は出された紅茶にを一口


はぁ~ようやく落ち着いてきたかな


「ここって一体?」


彼に問いかけたが、次々と運ばれてくる衣服を目に唖然とした


デザイナーが服を南朱に当てながら


「この子なら体の線を強調するものでも似合うわね」


その服、私には似合わないと思うんだけど?それにただ校外学習でそんなに動き辛い服装は要らないと思うんだけど………


「それは困る!」


だよね?こんな服着てたら狙ってくださいって言ってるもんだよね……にしても新月は一体どこへ消えたのやら。この店に入る前は後ろに付き添っていたはずだよね?


「さぁ、これとこれを……あとこれもお願いね」


「「「はい」」」


えっ?な、何??話を聞いてなかったわ!!


「さぁ、お嬢様。こちらへ」


南朱は白いエプロンを着けた女性3人に拉致されるようにどこかへ移動させられた


「えっ!あっちょと!??」


連れてこられたのは別の個室だった。いわゆる試着室


「さぁ~二人ともこの白いドレスに着せ替えるわよ」


「「はい!御姉様」」


「……き、着替えぐらい1人で出来ますわ」


「いいえ!こんなにも美しい方を私達の手で磨かなくてはここで仕事している意味がありませんわ!!」


「そうですわ!あの(おとめ)のデザイナーに汚されないように私達が朱雀大路様をお守り致しますわ!」


「ええ、そうですわ。例え自国の王子で、恩人とは言え朱雀大路様を汚すようでしたら私達が命をかけてでもお守り致しますわ」


……なっなんなの!?着替えの話から何で私の身の危険についてになってるの???…その前にデザイナーが(おとめ)ってどう言うこと?あの人女性じゃあ無かったの?!?


南朱が混乱している中彼女たちにいつの間にか着替えさせられていた


南朱はカーテンを開かれないように持ちながら


「……こ、この格好はさすがに──」


「いえいえとてもお似合いですわ」


「む、無理です!!私こんなに露出が多くてピッタリしているのなんか似合いませんわ」


「「「どこがですか!?」」」


三人の声がシンクロしたとき


「みやちゃんどう?」


グラデシオの声に彼女達も


「ほら、お連れの方もお待ちですし」


更に南朱は食い下がるように


「で、ですが!」


「可愛いですわ。自信をもってさあ!」


彼女たちに背を押されこれ以上グラデシオを待たせるわけにはいかないので恐る恐るカーテンをあけ出来る限り隠れていたがゆっくりと前に出てた


「─────」


彼は南朱の姿に真顔でプラス無言で見てきた


「…………うぅ、ほら似合わないだって!」


もうやだ!!帰りたい………


カーテンを閉めようと動き出す前に暖かくて少し筋肉のついた彼にいきなり抱き締められた


「とっても似合ってる。可愛すぎで言葉が咄嗟に出なかったんだ……不安にさせてごめんね」


彼の言葉に更に顔を真っ赤になって俯くと回りから


「若いって良いわね」


「ロマンですわ」


「私もこんな彼氏が欲しいです」


「こんな場面に出会えるなんて」


その声に今の現状を思い出したのか


「いきなりごめん!」


彼はガバッといきよいよく彼女から離れた。その隙に南朱は急いでカーテンの中に戻り後ろ向いてしゃがみこむなり


な、何だったの??いきなりグラデシオがだ、抱きついてきて───いや!!!まさかこれが隠しスチールの一つなの??それなら何で私が?


「さぁ、ラブラブなところは見せていただいたので夜着と下着と水着を選ばなくてわね」


「御姉様、自国の王子があんなに自我を失うところ初めてみましたわ」


「そうね。私も初めてだわ」


彼女らが話している間に南朱は物語の内容を必死になって思い出そうとしていた。……が、着々と彼女らの手によって校外授業の服装が次々と決まり水着になってようやく落ち着いた南朱が見たのは──


「それだけは絶対に嫌ですわ!」


なぜか………と言うか誰の趣味か分からないが黒レースで出来たビキニの水着で全てリボンで結ぶようになっていた


「とてもセクシーでお似合いですのに……」


拗ねた様に言う彼女と 白のレースをふんだんに使ったこれもまた全てリボンで結ぶようになっている水着を持ってきた彼女もがっかりしていた。そのなかで御姉様と呼ばれている人が持ってきた水着に南朱は赤面し


「その様な破廉恥な姿は出来ませんわ!!一般的な普通の水着をお願いするわ」


彼女が持ってきたのは貝殻で出来たビキニの水着だった


「これを着れるのはあなた様しかいませんわ」


それに同意する彼女らに頭を抱えそうになるのをこらえ


「私はこれにするわ」


南朱は()()()()()()()()()()()|一番無難な水着を選び


「支払いはこれでお願い───」


「サモア第一王子様先にお支払していただいていますわ」


「流石にこの量は──」


断ろうとするも


「それは男性に恥を欠かせる事になりますわ」


………そうだった。男女で来た場合は男性が経済力を示すために全て支払い、それを女性側が断るのは恥を欠かせる事になるんだった~主に()()()()()()


南朱は諦めグラデシオと共に何故か新月と彼の護衛の方に送られ自宅に着いた


「今日は本当にありがとうございました」


「また、明日学園で。おやすみみやちゃん」


「はいおやすみなさいグラデシオ君。また学園で 」



その夜南朱は自宅に付く前に渡されたブレスレットを見ながら


これって数量限定の各キャラクターをモチーフにした物に似ている気が……まぁいっか



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