クリスマス 番外編③
昨日は南朱と彩、未来は同じ部屋で川の字で布団を並べて就寝していた
24日の6時30過ぎ南朱は、彩と未来は部屋で寝ている。彼女は素早く着替え身の回りを整えると護衛1人に彼女達の護衛を頼み直哉だけを後ろに連れ支配人部屋へ向かった
さぁ~てと約束通り仕事しないとね
南朱がこの2泊3日を許されたのは彩の兄が信頼されているから………ではなく叔父様が病に臥せり経営ががた落ちしているから外泊を許される変わりにこの赤字を打開させるように言われていた
支配人室に入るなりパソコンを起動させ無駄な費用を削り、客入りを増やすためのアピール等を30分の間で全てこなした。そして最後に仕込みや盛り付けをおこなってる厨房へ入るなり
盛り付けから配膳までの指導を行い辞めた料理長をどう戻すか策を練り始めた
「お嬢様。そろそろお戻りにならないと」
「えぇそうね」
直哉に促され部屋に戻り彼にはスキー道具を借り小屋へ移動させるように指示をだし8時になったころにようやく彩と未来が起き出した
「おはよう、彩、未来!」
「うう~ん。おはよう南朱に未来」
「ふぁ~おはようございます南朱、彩」
二人は食事が運ばれている間に着替え
「南朱起きるの早くない?」
「まぁいつも7時には起きてるからね」
と少し時間をごまかしながら朝食を食べ始めた。ほどなくして食事が終わると防寒具を着込み直哉がいる借り小屋に向かい合流を果たした
「にしてもこのスキー用品、最新の物じゃないの?」
「これは、借りてきたもの?」
「違うよ。私のスキー道具だよ」
「何で3着も買ったのさ?」
「予備は必要だからね~」
「まぁ、そうなの?じゃあえんじょうなく使わせてもらうね」
「じゃあさっさと滑りにいこ!!」
初心者コースに二人を連れていくと滑り方を教えながら仲良く滑っていた
何時間か滑っていると
「南朱お嬢様そろそろ」
「もう、そんな時間なのね」
未来と彩がいる平地へ行くと
「ごめん!!18時からのイベントに出場することになったから打ち合わせに上級者コースに行って来るね」
「行ってらっしゃい!」
「イベント楽しみにしてるよ」
「うん!」
24日と25日の18時からクリスマスイベントが行われる。それも夜に行われる観客席となる場所にはイルミネーション滑っている人にはスポットライト。プロ並みの人でコースに馴れていても難しいとされる
上級者コースには、今回イベントに参加する人は慣れ親しんだ人達で旅館のお得意様でもある
「皆様お久しぶりですわね。こうして、皆さんとこのイベントに参加できることを嬉しく思います」
年長の男性が近づいて
「私たちも再びあなた様と滑れることを嬉しく思います」
「では、滑走準はいつも通りでよろしいですね?」
「もちろんです」
南朱は一度感覚をならすために頂点から下った
うん。これならどうにかなる
そして夕食を早めに食べ、彩と未来を連れて上級者コースに連れて上がった
それから数分後にイベントが開催した初回に年長者らが1人ずつサンタの姿で滑り、滑り終わればまた上に上がってくる。南朱は、左右にジグザグで滑りながら降下していった
そしてラストには参加した10人が手を繋ぎ蛇行しながら降下するそれがいつものラストだったが、今回は13人。最年長のおじさんが一番始め8人目まではそのままで、9人目に未来。10人目に直哉11人目に彩13人目のラストに南朱
直哉はよく南朱と来るため真っ暗だろうと悠々と降下できる。始めこそはびくついていた二人だがプロである彼らに手を引かれ蛇行降下しながら楽しそうに笑っていた
これが翌日のニュースや新聞に取り上げられるとは南朱は考えもしなかった
25日南朱達は、昨日の事が取り上げられ早朝に帰路に着くことになった。お手洗い以外は、護衛の彼らが買いに行き車内から出来る限り出ないようにしていた
「ごめんね!!こんなことになるとは思わなくて!」
「ううん、気にしないで。私達も一緒に滑れて楽しかったもの」
「そうだよ。あんなに楽しんだのは初めてだよ!」
「そう言ってもらえて嬉しいよ!!」
こうして楽しい帰路のあとは地獄のパーティー
案の定朱雀大路家につくと普通の軽自動車に乗り換え未来と彩を自宅まで送り、再度家に戻るとパーティーの取り止めのかわりにお説教を夕方までくどいほどされた
どうにか間に合いました!!
メリークリスマス!




