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14 パンを作ってみた

「パンはいいね、リリンの産んだ文化の極みだよ」


ボクがそう言うと自称ボクの保護者は


「アアソウデスネ」


と気の抜けた返事をしてきた




どうやらフカフカなパンに心を奪われているようだ


(違います、あまりにも非常識なので呆れているだけですよ~@ダ女神)





いえねダ女神様に騙されて異世界に飛ばされたんだよ


すったもんだの末にとある村に落ち着くことにした


だってニートとか恥ずかしいじゃん




でもここで壁につき当たった


パンが不味いのだ




大事なことで二度言う


パンが不味い




俗に言う黒パン


まあ現代社会の日本人は口にしたことがないだろう



かくゆうボクも初めて食べた





ぼそぼその食感


酸っぱい味


固くて噛み切るだけで顎が付かれる


口の中の水分を一気に吸いつくされた


下には下があると思ったね


・・・ダ女神様、もうちょっと真面目に世界を管理しようよ(呆)





と言う訳で『なろうチート』を発動させてみた


リンゴもどきやブドウもどきといった果物を水を張った甕に入れてアレを作ってみたという訳だ






ちなみにガラス瓶はなかった




誰だよ


ガラス瓶に入れて泡が出てきた所で小麦粉に混ぜたとか書いた作者


ガラスなんてそう簡単に手に入る訳ないだろう


声を大にして言いたい





いや異世界に来てボクも初めて知ったんだけどな


元の世界なら100均に行けば手軽に入るアイテムがここでは宝物扱いだった


・・・地球を管理している界王様って結構有能だったんだね






あと甕もタダではなかった


粘土を捏ねて焼いて、釉薬を塗ってまた焼いてようやくできるもの


ちなみに粘土を捏ねて焼いただけでは素焼きの甕だ


水が漏れまくるから気を付けた方がよいぞ?


・・・失敗した愚か者からの忠告だよ(涙)





とまあ紆余曲折があった末にパンができた





え?


竈?


どこかの銀のスプーン(マンガ)でも見てくれ


大変だったので二度と思いだしたくない


レンガを作る所からなんて何の罰ゲームだよ、とか思ったね






と言う訳で夕飯に出して実食してみた


それが冒頭のシーンだ




やっぱり白パンはいいな


どこかの山育ちの少女がおみやげのためにクローゼットに隠す訳だよ



某アニメ界の巨匠の感性にボクは頷きながらパンを食べた







なお家の隣に作った竈でパンを焼いている所を村人達に見られて「オレ達にも作れ!」とか言われるのは別の話


そんでもって村に引っ越してきた時に嫌がらせをしたことを根に持ったボクが拒否してざまあするのも別の話


はたまた村に来た行商人が目の色を変えて、村人のために作ったパン(高値で売り付けて暴利を貪る予定)を買い占めて王都でぼろ儲けするのも別の話


どこかの行商人が売った柔らかくてめずらしいパンを貴族が気に行って圧力を掛けてきたのをボクが喜んでざまあするのも別の話


以上のやっかいごとの後始末をしなければならない自称ボクの保護者が涙目になるのも別の話



・・・最後の所だけはちょっとだけ心がいたんだのは内緒というのも別の話



●パン(ぱん)


小麦粉に水と塩を加えて練ったものを焼いたもの


発酵する際の酵母により匂いや味や賞味期限が大きく異なる


某パンの賞味期限3カ月と言えば心当たりがあるだろう


あと、黒パンは大抵酸っぱいのがお約束であるがどこかの巨匠の作ったアニメでも言及されていないから知らない人間は多い


また、とある地方では日中に捏ねた後、発酵に一晩掛けるパンもある




パンと言っても多種多量なのだがそれを大量生産品に慣れた現代人は知らない


そのため異世界チートではあまり効果がないように書かれることが多い


嘆かわしいことである


・・・決してリアルで自作した挙句失敗した負け惜しみではない(涙)




『悪魔の辞典@小説家になろう(連載版)@焼ミートスパ著』より


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これだけネタを振っておきながら当分本編を書く気がない作者


反省も後悔もしていませんが感想欄での苦情を受ける気はあります


だってリアルでは家族が厄介事を振ってくるので書く時間がないんですよ(涙)

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