表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

第1話【この目で見てやろうじゃねぇか!!!】

こんなペースでノロノロと進みますが、お付き合い頂けると嬉しいです(♡˙︶˙♡)

さて、中津頼(ナカツライ)もとい、ミカーラ・クリシュデフは現在6歳であります。…え?なんでこんなに僕…コホン。私が現状を受け入れているかって?うんうん。確かに、産まれたての頃は母ちゃん(この世界の方の)にあったら乳首噛みちぎってやる〜!とか考えてました。考えましたよ、そりゃね。祖国の家族を思って赤子みたいに夜泣きしました。あ、本当に赤子だったけどねwww…まあ茶番は置いといて。産まれて一週間後くらいにねぇ…初めて母ちゃ…コホン。ミューナリアお母様とのご対面を果たしたのだけれど…その時、思ったんだよね。



わ し の か あ ち ゃ ん く そ き れ い や ん け



…ってね☆いや〜、マジ電流走ったんだわ。ほんっと女神でもいるような錯覚に陥る程クソ綺麗だったわけよ。色素の薄いキャラメルブラウンの腰まであってツヤツヤクルックル〜て感じの髪に、ちっちゃな顔で、真っ白なニキビ跡もひとつない肌…林檎みたいに真っ赤のモッチリプルプル唇で、キツめのおっきい目には、バッサバッサのまつ毛にエメラルドグリーンの瞳!それに大きな涙袋、on the 涙黒子!極め付けは…、あの姉妹にも負けないくらいの形が良くて大きなoppai…。赤子ながらに乳首噛みちぎってやるとか思ってすみません〇| ̄|_って土下座したくなったのを覚えてるなぁ…。と、まあそんなこんなで毎日優しい女神・ミューナリアお母様を拝める幸せな生活をしていた。だが、ミューナリアお母様が中心に回っていた世界は、ある事をキッカケに、変わっていくことになる。始まりは、そんなミューナリアお母様のとある一言からだった。

-------------------------------------






「うふふ、ミカちゃん。今日は愛しの婚約者(・・・)様とご対面の日だから、うーんとオシャレしなくっちゃね♡」



…ん?愛しの婚約者(・・・)様??ご対面の日???え????



「あの、みゅーなりあおかあさま…。わたくしにこんやくしゃさまがいるなんてきいていないのですが…なにかのまちがいでわ?」


「あらあら!昨日の朝話したじゃない。おとぼけミカちゃんも可愛いわね♡」



昨日の朝って…。はっ!そういえば…フィンリシェフのパンが美味しすぎて、長い話をちょちょらに聞き流してた様な気がしなくもなかったかもしれん…。



「………。み、みゅーなりあおかあさま…わたくしにこんやくしゃはまだはやいのでわ…?」


「……もしかして、不安なの?でも、きっと大丈夫よ!ミカちゃんもきっとすぐ好きになってしまう様な素敵な人を選んだもの!何せ、このエヴィスナーム国の第一王子のルスナーン様よ♡ルスナーン様は、眉目秀麗、文武両道、知勇兼備…なんでも完璧で理想の王子様という感じだったわ。そんな人が婚約者様だなんて、ミカちゃん幸せ者じゃない♡ちょっと羨ましいわ♡!」




【ピクリ。】




…眉目秀麗、文武両道、知勇兼備、理想の王子様…。しかもミューナリアお母様に羨ましいと言わすほどの男だと…?



「…。わたくし、あうのがとてもたのしみになってまいりました。」



どれだけの男なのか、この目で見てやろうじゃねえか!



「ふふふふふふふ。」


「まあまあ!そんなに楽しみなのね!!ミカちゃん!お母様も応援しているわ!」







この時はまだ、その王子様(・・・)との出会いが僕の世界を変えるなんて思いもしていなかった。










ミューナリアお母様は語尾にハート♡がデフォです(笑)ほんわか系です。…それはさておき。いよいよ!次回は!王子の登場です!!この度は、ご愛読ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ