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無人島漂流災害記  作者: 高城葉蘭
一章~大雨災害編
6/6

05話 線状降水帯

賢吾君はなぜテントの大きさで16畳なんて具体的な数を出せるのか?

クイズ王だからじゃないですかねぇ...?

16畳は大体運動会とかイベントとかのテント3つ分くらいです


西暦2034年6月7日。新たな島に到着してから3日が経過した。一度も雨が止んだことはない。

「これで一週間降りっぱなしか..大丈夫か?」

「あーしも波強すぎて海入れないんよな」

「ここまで長く続く雨ならば...やはり線状降水帯だ」

持ってきた食料はもう底をついている...

「おい!晴れてきたぞ!」と外から正宗の声が聞こえた。

おれは仕掛け人形のように体を起き上がらせ外にとびだした。

「いまのうちだ!かき集めるぞ!」

そう俺が叫ぶと手際良くグループに分かれ採集へ向かった。

「こんなもんかな」

「ああ。これで5日くらいは持つだろう...」

そんな話を正宗としていると....

なんだか変な地鳴りのような音がする。小さな石も転がってくる

この現象は確か....

「逃げろ!!!」正宗から聞いたことのない大きさの声が聞こえる

俺は声が聞こえた瞬間その場から飛び去った

その数秒後突然近くの崖が崩れた。

崖の一面が崩れ落ち先ほどまで俺たちがたっていた場所が土砂に飲み込まれていく

「まじかよ....」正宗の声が無かったら俺は死んでいただろう。

幸いそれほど規模が大きいものではなかったので助かった。

正宗の無事を確認した俺たちは急いで皆のところへ戻った。

「無事だったか!」

戻ってすぐに声をかけてきたのは亮太だった。

「ああ、なんとかな」

「本当死ぬところだよ..」

そこに遅れて美紀たちも戻り

皆が無事だということにひとまず安心した。

「崖崩れに巻き込まれるなんて...大変でしたね」

「これからしばらくは山に入らないほうが良い。また巻き込まれたら次こそ...」

「だな。とりあえずの食料は集まったからしばらくは耐えれると思う」

「魚も何匹か狩ってこれたしね」

美紀の手には大ぶりな魚が8匹もぶら下がっていた。実に美味そうだ。

「とりあえずご飯にしましょうか」

俺は久々に一ノ瀬の料理が食べれると思い、よだれが溢れそうである。

「ニューニックの機能を色々探していたんだが興味深いのを見つけたんだ」

と、正宗が言った。

「どんな機能だよ正宗?」

「どうやらこのテントを張る機能。これだけでも十分便利なんだが複数のニューニックを使うと

さらなる機能があるらしいんだ」

「具体的には?」

「まずテントの耐風水性が大幅に向上する。それからテントの中の温度調整もしやすくなる。さらに

2つのニックで通常の2.倍、3つで4倍の面積にテントが広がるらしい。」

「マジか!早速やってみようぜ!」

と、俺は正宗にニックを投げる。

「あぶねぇな...」と正宗がこぼしていたが気にしない。

外に出て試してみると確かに大きくなっている

撥水性も通常では少し水漏れがあったが、それもなくなっている。

「めちゃくちゃ便利じゃねぇか...」

「社長がキャンプ好きで本当に良かったな」

ニックのテントは2畳あるかくらいの大きさだったはず。

現状使えるニック4つ合わせれば大体16畳...やばっ!

「二人とも!ご飯できましたよ!」

一ノ瀬の声が聞こえるのと同時になにやら美味そうな匂いも漂ってくる。

わかったーと返しニックを畳んで皆のもとに戻る。

「いやー、相変わらずうめぇなぁ!」

「ほめてもらえてうれしいです。」

そんな話をしていると亮太が真剣な顔をしてこちらを見ている

「どうした、亮太さん?」さすがに7つも年上の人に呼び捨ては俺でもできない。

「あぁ、さっきのニックの研究はどんな感じだったのか気になってな。」

との事なので、早速テントの機能について話した。

俺と正宗が話し終わると皆ぽかんとしていた。

「なにそんな顔してんだよっ!」

「いや、そんな便利すぎる機能があるとは思っていなくてな...」

「そ、そうですよ!いままでテントの中で水が垂れてくるの何とかならないか悩んでいたのに..]

「もっと早くいってほしかったなぁ」

と美紀が言ってきたので

心の中で(そうだぞ、正宗)責任を投げておく

そんなことを考えていると

「話が変わるが船の修理も終わった。早ければ明日にも島を出よう」

と亮太が言った。

「そうですね。荷物まとめておきます」

と裕子さんが

「じゃあ、僕は次の島の情報を調べておくよ」

正宗がそう続けた。

そうして食事を終え新しい機能をさっそく使い高性能なテントを展開した。

いままでとは違い雨も落ちてこないし音も静か。何より全員が集まっているという

安心感が非常に強い。

そんなことを考えていたらいつの間にか寝てしまったようだ....

書いてて思いましたが、ニックに便利で都合の良い機能ありすぎだろ...と思いましたねw

でも2034年だし...と無理やり納得させています

こんだけ便利な機能が無いと生活するだけで精一杯で災害とか

入れる余裕ないかなぁと思ったので、そういうものとして見てあげてください

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