悪役令嬢の恋煩い〜推しは恋愛対象に入りますか？〜

乙女ゲームの世界の悪役令嬢に転生したリズベットの前世は、重度のオタクであった。しかも婚約者は、伝説級の（レジェンド）推しのレオナルド王太子殿下ときたものだ。
悪役の肩書きなんかスッパリ捨てて、レオナルドとの婚約破棄を阻止するか、悪役として邁進し、レオナルドに断罪されるか、リズベットは大いに悩む。
何故なら、リズベットの最高にお気に入りのスチルは、リズベットと婚約破棄をした後の、ヒロインへのプロポーズのシーンだからだ。

これは、恋とオタク魂の狭間で葛藤する、ちょっぴり甘い、悪役令嬢のお話です。

※別連載「偽りの青薔薇」をメインに投稿する合間に書いている小説のため、不定期更新です。

※R15は念の為。