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狐族の一員になってわかってきたことがある。

狐族の朝は早い。今は6刻。

「あら、千歳さん。今日は早いねぇ。おはよぉ。」

朝と昼は食事所に向かいご飯を食べる。


…一人で。


狐族は遅くても全員午前5刻には起きるようだ。

「おぉ、千歳おはよう。」

「蟒草さん。休憩ですか?」

「あぁ。少し水を貰いにね。」

「…ちなみに、何刻に起きました?」

「…?2刻だ。」

早すぎだろぉぉぉぉぉ!

「あたしはまだ側近の中じゃ睡眠をとってるほうさ。紫雲英、樒、榧は三徹くらいは笑顔でするから。」

マジかよ…。


「なんの話してんのー?」


忍冬さん…。

「ん?いや今日の起床時刻についてね。」

「あー。今日おれ寝坊したんだよねー。4刻に起きちゃった。」

充分早いだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

「そういえば今日から千歳の相手おれだっけ?」

「おや、そうだったか。まだまだ教え足りないけどねぇ。」

ゾクッ

やばい、鳥肌が…。

「じゃ、一刻後、屋敷前集合で。」

「あ、はい!」

「これから何するんだい?」

「ちょっと領域外周3周してくる。」

3周!?かなりの広さだぞ!?

※狐族の領域は関東地方くらい。

「じゃ!」

行っちゃった…。

「忍はね、鳥族と狐族のハーフだから足が速いんだ。…前任にあたしたちは遠く及ばないけどね。」

前任?

「あたしも訓練に戻る。さっさと着替えてきな。」


一刻後、オレは約束通り屋敷前に待機した。

「おぉー千歳!ごめんごめん!ちょっと遅れたか?」

50mくらい先に汗だくで手を振る忍冬さんがみえた。

「いえ、大丈夫です。」

「なぁ千歳〜敬語やめようよ〜。歳もそう変わらないだろ〜?」

そうなのか…?

「ちなみに、何歳なんです…?」

「17!んで蟒姉が18で、紫雲兄が19!」

「なるほど…じゃあ敬語なしでいいか。よろしく、忍冬!」

「ん!よろしく!千歳!」

オレたちは握手をして笑い合った。

「んで、本題、おれの千歳への特訓は内容は…」

なんだ…?外周3周か…?それとも地獄に筋トレか…?


「鬼ごっこだ!」


「はい!?」


更新が遅れてしまい、申し訳ございません…。

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