表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生しましたが、恋をするつもりはありません! 〜私はただ平穏に生きたいだけなのに……なんで私に構うんですか?!〜  作者: 空雨 依里


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/30

24 予想外の人

 道を覚えながら、早歩きで教室から離れる。

 どこに行くかは、特に決めていなかったのだが、どれだけ同じ方向に進めても廊下は続き、終わりはないように感じた。


(あ……これ、絶対に後で地図をもらわないと……っ!!)


 授業と授業の間の休み時間がどのくらいあるかわからないため、一旦足を止めて、どう教室に戻ろうかと考える。

 が、すぐに思いつくわけもなく、ひとまず教室のほうに戻りながら考えようとすると、「「きゃーー!!」」と周りにいる女の子たちが小さく騒ぎ出した。


(い、嫌な予感、が……)


 こんな風に周りを騒がせながら、登場するのはキラキラした人達ではないのだろうか。そして……多分、この小説の攻略対象の気が……。


 思わず周りを見渡して、人がいないであろう物置部屋のような部屋に入る。これでいなくなるまで待とう。もちろん、それを知るためには女の子の生徒たちの騒ぐ声が必要になるのだが……。


「……おい」

「ひゃっ……」


 突然、後ろからの声に小さい悲鳴が口から溢れる。ここで叫ばなかった私を褒めたい。心臓がドクンドクンと大きく鼓動を打つ。

 恐る恐る声のした方を振り向くと、そこには信じられない人がいた。


「無言さん……じゃなくて、ジークさん。なぜここに?」


 思わず『無言さん』って言ってしまったとき、ジークが反応したように見えたのは気のせいだと思いたい。


「……こっちのセリフだが?」


 別に隠すものでもないので自信を持って言う。逆に変に誤魔化して大事になったら嫌だし……


「私はキラキラした人に会わないようにここで避難しようとして入りました!」

「は?」


(ん? なんか想像してた反応と違うぞ……?)


 私を案内してくれたジークだったら、ここはあんまり興味なさそうに『……そうか』と納得して言ってそうなのに……。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ