表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
887/1410

第882話 アナスタシア・リュリークの野望5

「兎に角、突撃潜水艦で黒坂常陸の艦隊を次々に撃沈させなさい」


私は苛立ちを隠せないでいた。


こんなに、こんなに力の差・・・・・・。


黒海にやつらの艦隊さえ入れなければクリミア王国は安定し、それに同調して反黒坂の狼煙が各地で上がると思っていたのに・・・・・・。


イスパニア、ポルトガルの国民どころか、ヴァチカンさえ動こうとしない。


くそ、やつの教育政策とは、こんなにも厄介なものだとは思っていなかった。


見誤った。


ヌルハチでさえ様子見を始めている。


ここで一度は勝利を見せつけ、この形勢不利から脱却しなくては・・・・・・。


なにか手立ては・・・・・・。


「漁師が言うには、敵は少数でケルチに向かっているとのこと」


ケルチ・・・・・・この半島の東の要所・・・・・・。


少数?敵はこちらの自爆攻撃を警戒している?少数を少しずつ叩いていくのが良いか・・・・・・。


「ならば、命じる。ケルチに全艦隊を向かわせ、敵を殲滅せよ。敵を沈めず帰ってきた者は命がないと思え」


「はっ、すぐに全艦出撃させます」


ケルチ、要塞として整備中。

急ごしらえだが、砲台もある。

陸と艦隊で挟み撃ちにすれば・・・・・・・。


「ふははははははは、黒坂常陸、恐るるに足りず、ふははははははは」




◇◆五日後◇◆


 バッサ


艦隊全滅の知らせを持ってきた兵を殺した。


そう、全滅したのは私の艦隊だった。


ケルチを砲撃すると見せかけた艦隊は、柳生宗矩率いる潜水艦隊。


私の艦隊が近づいた所で潜水を始め、逃走。


それだけなら、まだ良かった。


そこに空からの爆弾攻撃・・・・・・。


空から・・・・・・。


慌てふためいているところに、黒坂常陸の主力艦隊の砲撃・・・・・・。


艦隊を沈めたところで、ケルチを占領。


東が取られた。


そして、西も前田慶次率いる艦隊の砲撃によって大打撃・・・・・・。


くそ。


「っ、お前達なにをする。私を捕まえてどうしようというのだ」


私の忠実なる下僕だったはず。


私を裏切るなんて・・・・・・。


あるはずがない、私の力でサキュバスの力で。


「アンカラ、私を助けなさい、どうしたのよ、動きなさい」


そう命じるとアンカラは膝から崩れ落ちて、頭を抱えてギャーギャーと言葉にならない悲鳴をあげて苦しむだけだった。


なにが起きたって言うのよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍版案内】 13巻2026年2月25日発売 i1090839 i928698 i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 i621522 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
[気になる点] 敵は、バカとアホ以外はないか。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ