表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

387/1177

第386話 フィリッペ2世と織田信雄

挿絵(By みてみん)

オーバーラップ文庫

電撃コミックスNEXT

 高山右近と織田信雄は、バチカン・ローマ教皇クレメンス8世に織田信長の使者として日本を旅立ち、スペインの南蛮貿易船に乗りアメリカ大陸メキシコルートから地中海に渡りスペイン帝国の覇者フィリッペ2世に拝謁した。


【↓スペイン語】

「我が父、日本国の王・織田信長からローマ教皇様への親書を渡したく、取り次ぎの手配をお願いいたしたく」


と、拝謁を許された信雄はフィリッペ2世に挨拶をすると、高山右近が、


【↓スペイン語】

「申しあげます。日本にいる王は魔王、織田信長と黒坂真琴は世界を支配しようとしています。今すぐ止めるべくお力をおかしください」


と、高山右近は胸のロザリオを額によって当てて拝みながら見せながら言う。


「右近、貴様、命をたすけていただいた二人を裏切る気かぁーーーー」


「裏切る?私の主はデウスのみ、日本にデウスの教えを広めようとしているのにそれを阻む黒坂真琴、そしてその意見を取り入れる織田信長は邪魔なだけ、これを機会に日本もイスパニアの傘下に入れば良い」


「おのれー右近」


【↓スペイン語】

「その者を捕えよ、ローマ教皇様に会わすなど言語道断、ポルトガルと結びし条約に基づき、支配権にしていた島・領地を好き勝手に武力を持って切り取るような国の使者は磔だ、高山右近、そなたは我が家臣となれ」


「はい、デウスの為ならば」


抜刀しようとした織田信雄を衛兵が一気に取り押さえた。


ジブラルタル岬に連れていかれた織田信雄は、十字架に縛り付けられ磔になった。


「フィリッペーーー、我を殺さば我が父、信長は貴様を殺すぞ、貴様たちの艦隊など我が国の艦隊に比べれば海に浮かぶ丸太も同然よ、ぬはははははははははは、地獄で貴様たちが来るのを待っているぞ」


と、叫んだあと槍で刺され死んだ信雄。


それを高山右近は、胸前で十字を切り見ていた。


笑いながら。



10巻10月25日発売☆11巻続刊決定

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

オーバーラップ文庫より

原作1巻再々重版・2、3巻重版出来

書籍版全巻6万文字の大加筆&書籍版オリジナルヒロイン大活躍中&オリジナルキャラ登場

公式無料試し読みサイト

https://over-lap.co.jp/Form/Product/Reader_nvl.aspx?pid=9784865545326&cat=BNK


4巻2023/07/26発売

挿絵(By みてみん)

電撃大王連載中

電撃コミックスNEXT


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i621522 【書籍版案内】 最新情報オーバーラップ文庫公式サイトへは画像をクリック i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
[一言] ほぉ…右近くん…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ