第387話 インド洋総大将・前田利家
俺はオーストラリア大陸ケアンズ港に行く。
高速輸送連絡船も一隻連れて。
高速輸送連絡船で蒲生氏郷・前田利家、羽柴秀吉を呼び出す。
「何事でございますか?」
蒲生氏郷がケアンズ城の広間で一番初めに口を開いた。
「これより、南蛮船は全て敵になったと思え」
俺は織田信雄の磔を知らせると、前田利家が立ち上がり、
「おのれ、許すまじ」
と、
「あぁ、許さん。使者をそのようにする国など許さん。よって前田利家、蒲生氏郷は柳生宗矩の城に行き戦支度を始めてくれ、総大将を前田利家とする。そして前田慶次にはオーストラリア大陸留守居役に命じる」
豪州統制大将軍として命じるからには命令口調だ。
「かしこまってそうろう」
「儂はどこでゃ~?」
と、羽柴秀吉。
「羽柴秀吉、織田信長様と合流を命じる」
「上様の下なら問題ない」
と、きりっとした目つき、武将の目つきに変わる。
「伊達政宗は?」
と、前田利家、
「伊達政宗は俺と一緒に出撃する。別から攻める。今回は世界中が敵だと思ってくれ、持久戦は不利、一気に支配圏を増やす。前田利家は柳生宗矩、蒲生氏郷を率いてここを目指してくれ。一気にインド洋を制する。目指すはマダガスカル島」
意表を突いた戦略は多少の博打は必要。
インド洋大航海、これが出来るかどうかが前田利家が率いる軍の勝敗を決する。
KING・of・ZIPANGⅡ号同型艦、前田利家・蒲生氏郷
旧型南蛮型鉄甲船・二隻・柳生宗矩
木造製ガレオン船は戦力にはしていない。
少数精鋭でマダガスカル島を取って欲しい。
オーストラリア大陸から無寄港でマダガスカル島を落とす。
一気にインド洋の支配権を覆す。
マダガスカル島を抑え城塞化してしまえば、日本国に攻め込む船は無くなると想定出来る。
重要拠点。
前田利家達はすぐに準備を始めた。
俺は伊達政宗、羽柴秀吉を連れ大坂城港にとんぼ返りをした。




