表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
1/2

## 第一話 はじめてのレジ

# スーパーでの恋!恋した高校生!初めてのバイト


## 第一話 はじめてのレジ


「よし……頑張るぞ!」


高校一年生の **佐藤悠斗さとう ゆうと** は、鏡の前で気合いを入れた。


今日は人生初のアルバイト。


家の近くにあるスーパー「フレッシュマート」で働くことになったのだ。


「遅刻するなよー」


母の声を背中に聞きながら、悠斗は店へ向かった。


店長に案内され、制服を受け取る。


「最初はレジ補助からね。分からないことは先輩に聞いて」


「はい!」


緊張で声が裏返った。


その時だった。


「店長、新人さんですか?」


鈴のような声が聞こえた。


振り向いた悠斗は思わず固まる。


そこにいたのは――


黒髪のポニーテールが似合う女の子。


大きな瞳に優しい笑顔。


胸の名札には、


**『高橋 美咲』**


と書かれていた。


「高校二年の高橋です。よろしくね」


「よ、よろしくお願いします!」


悠斗は思いきり頭を下げた。


心臓がうるさい。


(やばい……かわいい)


初バイト初日。


そして――


人生初の一目惚れだった。


---


その日。


悠斗はレジで何度も失敗した。


「袋いりますか?」


と言うはずが、


「袋好きですか?」


と言ってしまったり。


商品のバーコードを探しているうちにお客さんを待たせたり。


散々だった。


しかし。


「大丈夫だよ」


失敗するたびに美咲が助けてくれた。


「最初はみんなそうだから」


「焦らなくていいよ」


「ゆっくり覚えればいいんだから」


その笑顔を見るたび。


悠斗の顔は赤くなる。


---


休憩時間。


従業員室でジュースを飲んでいると、


美咲が隣に座った。


「悠斗くんって一年生だよね?」


「う、うん」


「私の弟と同じだ」


「そうなんだ」


少しずつ会話が続く。


好きな漫画。


好きな映画。


学校の話。


気づけば三十分があっという間だった。


「また一緒のシフトだといいね」


帰り際にそう言われ、


悠斗は天にも昇る気持ちになった。


---


その夜。


ベッドに寝転びながら悠斗は天井を見つめる。


疲れているはずなのに眠れない。


頭の中に浮かぶのは、


美咲の笑顔ばかりだった。


「また会いたいな……」


スマホを見る。


次のシフトは三日後。


たった三日なのに、


ものすごく長く感じた。


そして悠斗はまだ知らない。


このスーパーでの出会いが、


彼の高校生活を大きく変えることになることを――。


---


### 次回予告


**第二話「閉店後の二人」**


初めての仕事にも少しずつ慣れてきた悠斗。


そんなある日、閉店後の売り場で美咲と二人きりになってしまう。


そこで知る彼女の意外な一面とは――?


青春アルバイトラブコメ、開幕!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ