第8話【涙の正体】あなたの「泣き体質」を知る
ここまでの話を踏まえて、あなた自身の「性質」を知るための質問を用意した。
以下の質問に「はい」が多いほど、そのタイプの涙が出やすい傾向がある。
A. 共感タイプ
· 人の話を聞いていると、自分も同じ気持ちになることが多い
· ニュースで悲しい出来事を見ると、自分のことのように辛い
· 小説を読んで、登場人物になりきってしまうことがよくある
B. 構造タイプ
· 伏線が繋がった瞬間が一番好き
· 話の裏側を考えるのが楽しい
· 読み終えた後、全体を振り返って「なるほど」と思うことがよくある
C. 蓄積タイプ
· じわじわ来る話が好き
· 最初はピンと来なくても、後から効いてくることが多い
· 読み終えた後、時間が経ってから急に泣けてくることがある
D. 価値観タイプ
· 自分の当たり前が揺らぐ話に惹かれる
· 正解のない問いを考えるのが好き
· 読み終えた後、自分の考え方を問い直すことがよくある
どのタイプが「正しい」ということはない。ただ、自分の傾向を知っておくことで、「なぜこの作品で泣けたのか」「なぜあの作品では泣けなかったのか」が、少しだけ説明できるようになる。
そして、自分の性質を知った上で、状態を整え、作品を選ぶ――それが、最も効率よく「泣ける読書」をする方法かもしれない。




