用語解説第2回:魔獣
今後は水曜不定期で用語解説回を挟みます。
☆魔獣
世界中に分布する動植物のうち「人に対して明確な敵意を持ち、襲ってくるもの」全般を指す。
人でも対処できるサイズから、ミスティカドールが必須になるようなサイズまで、さまざまな種がいる。
敵意を持たない、共存・棲み分けが可能な種は「動物・植物・幻獣」と区別される。
☆動物・植物・幻獣
動物・植物は、人とそう変わらない大きさの、共存・棲み分けが可能な種全般を指す。
基本的には現代日本で用いられる概念とそう変わらない。
幻獣は、共存・棲み分けが可能な種のうち、ミスティカドール級の大きさを持つもの全般を指す。
”竜”や”龍”など、現代の地球では想像上の存在とされるものも数多く存在する。
☆巨大な魔獣・幻獣
幻獣や巨大な魔獣など、現代地球では説明のつかないような巨大な生物も多く生息している。
これらは例外なく、心臓付近に「魔臓」と呼ばれる臓器を有している。魔臓の内部には、ミスティカ鉱石と似たような性質を持つ石状の物体がある。これは「魔石」と呼称されている。
魔石には、マナを通すことでそれを増幅・増量させる特性がある。すべての生物が例外なく有している「マナを作りだす性質」と合わせることで、強大なマナを作り出すことができる。
これにより作り出されたマナを、魔石の周囲を覆う魔臓によって、活動するためのエネルギーや自身の身体を維持する力に変換する。
ただ、それだけでは20m以上ある巨躯を支えきれないため、彼らは外骨格のような鱗や甲羅を身に纏い、それらに力を分散させることで維持している。
モノコック構造とムーバブルフレームの合いの子のような身体構造をしている。
☆脅威度
魔獣の脅威度は「上級・中級・下級」の三段階と、その下位の「A・B・C・D・Eランク」で決定される。
上級は「国・地域で対処する程度」
中級は「ミスティカドールで対処する程度」
下級は「生身の人間で対処する程度」
と大まかに定義される。
その下位で
Aランク:世界規模・師団(機/人)規模で互角
Bランク:複数国家規模・大隊(機/人)規模で互角
Cランク:一国家規模・分隊(機/人)規模で互角
Dランク:複数地域規模・複数機・班規模で互角
Eランク:一地域・単機・単独規模で互角
と、大まかに分類される。
「中Dランク」と呼称される場合は、「一般的なミスティカドールが数機で対応して互角程度」という意味になる。
「中Cランク」以上の魔獣は大抵「災害級魔獣」と呼ばれ、一般に恐れられている。
☆幻獣・魔獣とミスティカ鉱石
ごく稀に、幻獣・魔獣の巣を探索すると、ミスティカ鉱石が発見されることがある。
現在、なぜ幻獣・魔獣の巣から発見されるのかについては解明されていないが、「自然発生したミスティカ鉱石を幻獣・魔獣が収集している」という学説と「幻獣・魔獣がなんらかの要因で変性したものがミスティカ鉱石」とする学説の2つが有力とされている。
ただ、前者はともかく後者に関しては、ミスティカ鉱石が見つかる場所のほとんどが、幻獣・魔獣の存在した痕跡がほとんどない前文明の遺跡のため、若干疑問視されている。




