表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
95/159

70のパーティーダンジョン2

馬車での約15分の旅はなんとか無事に乗りきれた。

キツい視線を向けると「その視線素敵!」などと反応していることから、マニアックな趣味でもあるのだろうと予想して、縛って床に転がして、言葉で攻めてたら恍惚の表情を浮かべやがった…。

自分の身を守るために必死になって特殊な性癖に付き合う。

身体は無事なのに、心はボロボロだよ…。


お陰で、咲夜はドン引きしてた。

見たくないと、御者席と変わるくらいに…。

私だって、身の危険さえなければこんなことしたくはなかったわ!

約1名、ガリガリと何かを書いてたのはなにも言うまい…。

普通に面白い作品ができたら、見てもいいとは思うけどな。

嫁は「モテモテだねー!」と言いながらニヤニヤしていた。

それでいいのか?

まぁ、相手は男だから嫉妬されるのも困るが…。


「親父、遊びの時間は終わりだよ!」

御者席の天音が声をかけてくる。

遊んでるわけではないのだが、そこを解って口に出しているのだから気にしない。

「やっと解放される…。こんなに長い15分は初めてだ…。」

馬車を降りると、かなり遠くに敵影が見える。

とはいえ、個別の判断はつかないがな。

「移動の時間から考えて、もう20分しかない計算かな?」

「そうなるね、こっちも向かえば10分もないよ。」

以外と早いもんだな。


遠くの空でオーリがミニ達と頑張ってる様子が見える。

ミニ達から光の線が照射され、地面が爆発を起こし吹き飛ばされていく相手の姿が目に入る。

どこの巨神兵だ?


そして飛行できるモンスターや、投擲される武器を軽やかに避けながらオーリも負けじと氷の矢が混じったブレスを吹き掛けて応戦している。

ミニ達を込みで見たら、アイツも十分チートだな…。

こんな、普通な私の相方には勿体ない位だと思う。

突っ込みや反論は受け付けません!


そうこうしてると、マリーが降りてきた。

「あぁん…。絶頂してしまうところだったわ!」

絶頂は番長だけで十分だ…。とりあえずほっとこう。


「では、20分もかからずに戦闘に入る。各自早急に定位置へ移動するように!」

私の言葉を聞き、素早く展開していく。

「私も上空から撃ちたい!」

咲夜が威勢の良いことを言って、天音やスレインと共に浮かび上がっていく。

なにか方法が思い浮かんだのだろう。

天音やスレインはなにも言わずに、共に浮游(レビテーション)の魔法で浮かんでいく。


徒歩で数分の距離になったときに天音とスレインが動き始めた。

「親父!こんな風に育ててくれたから、様々な魔法が開発できる、ありがとう!!」

「今生の別れか!!」

なんちゅうことを言うんだ…。

とはいえ、行動は真面目である。

合成魔法を放ちまくって、ガンガン殲滅を始めていく。

「ヒャッホー!制限なしで撃ちまくり最高!!」

転職してから、どんどん火力が上がってるなぁ…。

魔法職は相変わらず、ド派手で楽しそうだなぁ…。


さてさて、もうすぐで接敵するというところで、ウッドが声をかけて来た。

「騎龍さん、俺は別行動をしていいっすか?」

「どうした?」

「戦斧さんに色々もらったので、皆を巻き込まないようにっす。」

「爆弾か…。とりあえず死ぬなよ?」

「もちろんっすよ、では行ってくるっす!」

駆け出していくウッド。

どれくらい貰ったのか知らないが、頑張って削ってほしいものだ。


「んじゃま、俺も別方向で無双してこようかな!」

ウッドが別行動をとると聞いて、アスタールも別行動したいと言ってきた。

相手は10万の大群だ。かなり広い範囲で攻めてきてるからな。

「なら、ヒーラーとしてマリーをやろうか?」

「絶対やだ!母さん頼むよ!」

「あはは、可愛い息子の久々の頼みだし聞いてあげましょう。」

逃げるように駆け出していくアスタールと、追いかけていくソルティ。

確かに、広範囲殲滅できるのはバラけたほうが良いからな。

ここは天音やスレインが居るから十分だな。


「さてさて、相手は雑魚ばかりとはいえ10万。スタミナ配分に気を付けて頑張りましょうかね!」

「はーい!」

「回復は、あたくしにお任せなさい!」

できる限り、任せたくない…。

この時ほど、自分が盾であることを後悔したことはなかった。

出来るだけ、ダメージ受けないように頑張ろう…。

本日も誠にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ