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親父と家族のVRMMO日記  作者: 只野御夜市
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攻城戦決着

あの後特別なこともなく、普通に西の都市に戻り皆と防衛した。

予想通り、3000人規模の連合にはならなかったようだ。

税収の分割とかもあるが、人によっては初代の城主の席が魅力なのだろう。

その辺で喧嘩でもして、連合にならなかったと予想する。


その辺もあいまって、相手の攻撃は段々と減ってきた。

取れないここよりも東・南・北の城で、激しい戦いでもしに行ったのかもしれない。


ギルドが10組も集まれば連合は多い方だと思う。

税収を10組で分けたら殆んど無い。

税収を住人に使った後分割すると、更に少ない。

金目的の人は少なからず居るからな。

収入源と、考えてるやつは結構居るはず。


待機してるとカウントダウンが始まった。

3…2…1…。

攻城戦終了!


長かった4時間がようやく過ぎた。

すぐに運営からメールが入る。

《お疲れさまでした。

攻城戦が終了しました。

第一回攻城戦の城主の発表をします。


ミネソア(東の城)・城主:レグナンド

アスディス(西の城)・城主:命

ライクス(南の城)・城主:騎龍

ドンライ(北の城)・城主:WhiteWind

クラウド(北東の城)城主:龍桜

ブリテン(北西の城)・城主:ドラッグスター

ミロク(最南端の城)・城主:マリン


以上が初代城主となりました。

今後皆様のご活躍をお祈りします。》


思わず二度見した。むしろ、何回も確認した。

そして頭を抱えた…。

可能性はあったが、バカばかりなのだろうか…。

とりあえず、城をとってその場でいる人で分ければいいものを…。

何で私が城主などしなくてはならないんだ!

本当に運が悪い…。

休みは後1日しかないのに!

このゲームは私を過労死させたいらしい…。

遊び半分で刻印して放棄したのに、誰も取らないとか本気で意味が解らない…。


気を取り直して、良い方に考えよう。

5箇所も抑えられたら、税収の余剰分がかなりギルドに入るはずだ。

メンバーから集めてる金をしばらく止めても大丈夫だろう。

後は何をすれば良いのか、システムが教えてくれるはず…。

余剰分を生活が豊かになるように割り振っても良い。

ノブレスオブリージュだったかな?

責任を持って国民の為に動ける王になれば問題ない。


【城主になりました。今後は義務が発生します。

城主として人々のために税金を運営しないといけない可能性が高くなりました。

皆さんの協力があってこそです。

今後も宜しくおねがいします。】


とりあえずギルドに布告を出しておく。

私達にしろメンバーにしろ、今週が終わったらWorldに戻るつもりだったので予想外だ…。どうしよう…。

とりあえず全員で西の城の広間へ集合しよう。

ギルドハウスの食堂は現在宴会準備中だからな。


約2000人が雑然と並ぶ広間の玉座前にマスター7人が集合する。

もちろん、中央は龍桜だ。

「皆さんご苦労様でした。

皆さんのご協力のお陰で5箇所もの城を獲得できました。

誠にありがとうございます。

この後祝賀会の準備がしてあります。

皆で飲んで騒いで、存分に今日を祝いましょう。」

悩んでも仕方ない、とりあえず豪勢なご飯を食べてから考えよう。


会場に向かうと、豪勢な料理がたくさん並んでいた。

料理人もある意味戦場だっただろう。

最近は料理人のレベルも上がったのか、特別メニューも出てくるようになってきた。

耐性を付けるための毒物劇物メニュー!

毒や麻痺の効果がある料理が別区画に並んでいる。

デンジャーなマーク付きで、危険な香りを放っている。

これのお陰で、最近は様々な耐性を獲得できるようになってきた。

それは良いとして、宴席で出すなよ…。


壇上に龍桜が上がり、乾杯の音頭をとる。

「それでは、先程話もしましたのですぐに乾杯に移りたいと思います。

乾杯!」

はえーよ、まあ良いけど。


ピリリと痺れる麻痺料理が最近のマイブームだ。

食べ過ぎると、全身が痺れて動けなくなるのはご愛嬌。

たくさんの仲間に囲まれて笑いあっているが、心は晴れない。

城主どうするべきだろう…。


そうだ!アスタールに丸投げしよう!

私より時間は取れるから良いだろう。

仕事から帰ってから判断できないことは処理すれば良い。


「ということで、アスタール。君に城主の権限丸投げするから。」

「いきなり言われてもどういうことだよ…。」

「明後日から仕事だから時間取れないだろ?

だから、余裕のあるアスタールに任せようと思うんだ。

もちろん、仕事から帰ったら判断できないことは私がするよ。」

「お飾りになるのは確定だけど了解…。ほんと、何で取ったんだよ…。」

「文句は取り返さなかった奴らに言え。」


充実した時間は過ぎていくのだった。

本日も誠にありがとうございます。

また、想定と変わった…。

どうしよう…。

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