ギルド始動前
今日は、ギルド始動の日の朝である。
リアル3日目、昼食が終わった後である。
昼食をたべたあとにログインする。
同じことをする日の説明は省略する。
精々普段と違うとしたら…。
ギルド加入許可の人を張り出したり、料理人とサービス要員選んで話し合いして契約結んだり、戦斧が悲鳴あげたり、家族と狩りしたり、アスタールがふくにゃんをナンパしたり、ダイアさんがフローラと遊んだり、文句を聞き流しながら狩りしたり、内装の相談したり、ふくにゃんに近づこうとするアスタールの首根っこ引っ張ったり。情報調べたり、アンバランスさんに専属契約持ちかけて、待ってもらうように言われたり、加入を断った人と和やか?に話し合ったり…。
だいたい、それくらいしか変化はない。
いや、結構あるか?
まぁいいや…。
12時にパーティー開始で動いてる。
挨拶とかを軽く済ませて、暫し歓談を入れて開始してから30分後に分担発表の予定である。
現在は私は裏方で動いている…。
ほったらかそうと思ったのだが…。
口出しせざるをえなかった…。
昨日の今日で、きっちり回すのは難しかったのだろう…。
朝6時(ゲーム内)から私はキレっぱなしである。
昼の1時半(現実)の癖に寝惚けてんのか?
「朝だと思ってなにしてんだ!冷物なら昨日から仕込んでも問題ないだろうが!!6時で一品もできて無いだ!?野菜すら切ってないって寝惚けんのも大概にしろ!すぐにヘルプ呼べ!!会場のセットだ?テーブル半分に減らせ!!テーブル一つに付き20人分の箸やグラス置けば十分だ!不足分はサイドに回しておけ!!なんのために昨日から雇ったと思ってるんだ!!昨日一日寝てたのか!?なんのための立食だと思ってる!!ドリンクはサイドに散らして置けばいい!ウチ主催だから外聞は気にしないで良い。本気は別なときに出せ!!味付けだ?なんとか風とか書いて自分好みに仕上げろ!不甲斐ないなら、俺が鍋振るぞ?つまり首ってことだ。職人だからって嘗めてんな!自分の出来ることを計画してできなきゃ三流以下だボケ!!開催まで何分だと思ってるんだ!!3000人なんざ最低だ!!フリーオープンだって言っただろうが!!大規模なウチの主催のパーティーなんだぞ!?このマップに何人いると思ってる!全員来ても良い気概でやれ!!嘗められる隙つくってんな!!その程度のわがまま聞けないで何がプロだ!!」
鍋を私自身で振るいながら、指示を飛ばす。
食材指定してないのだから、スピード重視である。
まったく、時間があるならいくらでも手の込んだものはあるってのに…時間が無さすぎる。段取りが悪い。
数で補え!来るのはリアルでもなかなか無い3000規模なんだぞ!
状況次第では、会場まで走って指示を飛ばす。
あれか、ゲームだからってやってみたかったことをやって、レベルやスキル的には一人前だからって調子に乗ってるんだろうか…。
今日は普通の露店やるんじゃないんだぞ。
まったく、甘ったるい。
誰か本業の人たすけてくださーい!!
なんとか、開始前に不都合がない範囲で治まる…。
庭にもエントランスにもホールにも人が一杯だ…。
ウチの情報を見に来たんだろうな…。
まあ、まだ隠すようなことは何もないから全く問題ないんだが。
「てめーら、裏に下がってんな!表で受け入れしてろ!」
回りがすごくビクビクしている…。
それもそうか…。マスターにせよサブにせよ、言うのは誰もいない。
唯一私だけである。
まったく、まともに回るならこんな怒らないで済むのに…。
開始時間になり、龍桜が何か話ている。
最低5分は喋れと言ってるから大丈夫だろう。
外用の仮面は剥がれてないようである。
「ミーティングを始める。ほぼ初回で慣れてない面も多く戸惑った点も多かっただろう。今後このようなことがないように勤めてもらいたい。私だって怒りたくないのだ。安心して任せられる人材に育つことを願っている。今日を乗りきれば、暫くは身内の食事のみだ。頑張ってもらいたい。」
シーン…。
「返事は!!」
「「「「「はいっ!!」」」」」
泣きそうなのもいるが、無視!
「それでは、もうすぐパーティーが始まる。にこやかに爽やかに優雅に、自分が持ってるスキルを遺憾なく発揮してくれ。以上!」
さてっと、会場入ろうっと。
龍桜の挨拶も終わり乾杯した。
この後が重要だからな…。
手元の資料を何度も確認する…。
攻略ギルドとして大半のことは一番にやりたいからな!
なんか、どんどん変な方向へ走ってる…。
本日もまことにありがとうございます。




