兵/闘/者
「皆知ってると思うが、早速ゴブリンごときに半殺しにされたアホが出たようだ」団長がそういうと、女子のクスクスという笑い声が響いた。「良い機会だから魔力切れを起こすとどういうことが起こるかか説明しておこう。そもそも、普通の人間であっても膜のように薄いエーテルをまとっている。それは我々の皮膚だけではなく、衣服や使い慣れた道具も薄く保護しているのだ。従って諸君が魔力を使い果たし、人体が外界にむき出しになる時、その時はエーテルで覆われていない武器や肉体で敵と対峙することになる。つまり魔力切れを起こした人間というのは、同じ膂力であるならば普通の人間よりも弱いということだ。今回、アイルは魔力切れ起こした状態でゴブリンに対峙した。そしてゴブリンは下等な存在だといっても魔物だ。抜き身のナイフで致命傷を与えるのはそれなりの修練が筆矢宇なことだ。諸君には拙速な行動は慎み、まず基礎を固めてほしい。急がば回れという言葉もある。多少遠回りしたほうが結局君たちは早く強くなるとだろう。
では昨日の訓練の続きを始める」
エリスが語り終えると、兵たちは各々立ち上がった。
「まだ諸君の中には臨が本来の形をとっていないものもたくさんいるが、ここでは先の段階に進むことで、むしろ臨に対する理解は深まるだろう。ではまずもう一度兵を見せよう」エリスは手で印を結びエーテルを練った。昨日見せられたように、強烈な放射状の光線が高周波の音響を伴い放たれていた 。
「習得のコツとしては、まず持続時間というものは無視して短時間であっても可能な限り濃密な臨を練ることだ。魔力を使い果たしてぶっ倒れるつもりでやれ。では始め」
皆、各々印を結んだ後、臨を練った。アイルも自らに集中した。アイルはさしてエーテルの表現形に対するイメージなどはなかった。彼はただ自分と周囲との間に、自分だけに属するする個人的な空間があるようにイメージしていた。その空間に入ったものは動きが遅くなり、空気は通らず音も響かない……といっても実際には周囲の雑音は臨の空間をなにも遮られず貫通しては来るのだが。
アイルはちらりと横目でセンのことを見た。昨日ただの臨ですらあれだけ一瞬のうちにエーテルを使い果たしたのだから、兵の場合は一体どうなるのか彼は気になった。センは顔の前で印を結び、腰に手首を当て気合を入れたポーズをとった。そしてカッと目を開きエーテルを解き放った。それは 一瞬の爆発であった。例えば坑道に溜まっていたガスが爆発し、地面を吹き飛ばしたかのような、わずかな「一瞬のうちにエネルギーを使い果たす大爆発のようだ。輝かしいエーテルの光臨はアイルの眼底に太陽を直視した時のような斑点を残した。
そして次の瞬間にはセイは力尽き倒れていた。
昨日と同じようにエリスは彼女を介抱し、再び皆でエーテルを分け与えていた。
皆横目でセンの様子に気を取られていたが、あらためて集中し己のエーテルを磨き始めた
やがて時刻は昼を回った。
「休憩だ」エルサそう言って手を叩いた。
義勇兵たちがその場にへたり込んでいると、コックの親父が 両手に鍋を運んできた。彼は続いて食器の入ったカゴを持ってくると、庭の中央で火をおこし、鍋を再び沸騰させた。
アイルはちらりと鍋の中身を見て歓喜した。うなぎだ。うなぎのぶつ切りだ。
皆それぞれ木皿を手に取ると、鍋に一列に並びスープを分け与えられた。
アイルは腰を下ろしながら箸を舌で湿らせた。そしてスープに沈むうなぎをつつき始めた。うなぎの油が染み出し、スープの表面を覆い黄色い大きな膜を作っていた。彼はあっという間にうなぎのスープを平らげた。
「おかわりあるぞ」オヤジは言った。アイルは兵たちの中で一番におかわりをした 。
午後からは再び兵の訓練が始まった
騎士上がりの二人はなかなか己の表現型を維持することができず、足元などあまり神経が行き届かないところはあの北部連帯の渦巻くエーテルが巻いていた。
エリスは彼らの進捗を見て、今は純粋な表現型は気にせずに、エーテルを大きく保つことに努めよとアドバイスした
アイルも何度かエーテルを使い果たし、貧血を起こした時のように目の前チカチカしたかと思うと、次の瞬間にはばっさりと倒れた。次に気が付いた時にはエリスに体を触られていた。彼女の手は冷たかった
そういったことを何度か繰り返し、二日目の鍛錬は終了した。
「俺さあ、畑身に行ってくるは」
アイルはそう告げると、寮を抜け出した。
家に帰ると、玄関の前にネネが薄着で座っていた。
彼女は無言で立ち上がり、アイルの手を取った。
そして二人は麦畑に倒れ込んだ。
翌朝、朝日の横日が強いうちに寮に返りついた。
しかし、塀を乗り越えて、地面に着地した瞬間、アイルは足を払われ、すっころんだ。
上から団長が覗き込んできた。
「貴様どこへいっていた」
「あはは、ちょっと畑の様子が気になって」
「嘘だな」
団長はそう言い、アイルの胸倉つかんで立たせた。
「兵!!」団長はアイルの顔面に叫んだ。
アイルは一瞬躊躇した後、両手に力を籠め、”兵”を行った。
「ちょうどいい機会だ。皆に闘をみせよう。歯ぁ食いしばれよ!」
団長はそう言うと、右手にエーテルを籠め、アイルの腹をぶん殴った。
アイルは体を鯖折にして、腹を抱えて倒れ込んだ。
「これが”闘”だ。体の一部をエーテルで覆い、強化する。諸君はまだ”兵”を収めてなどいないが、昨日と同じようにここでも先の段階へと今進むことで”兵”の理解は深まるだろう。それぞれ自分の得物を持って並べ」
団長はのたうち回るアイルを無視して言った。
「まずは”兵”で全力のエーテルを出した後、利き手以外の力を抜くのだ」
みな言われた通にした。すると、利き手を覆うエーテルが、全力の兵を行った時よりも増えていた。
「一度できたら今度はまた兵を行い、再び利き手以外の力を抜く。これを何度も繰り返せ」
最後に”者”の訓練を行う
これは闘とおなじで傷口をエーテルで覆うのだ
当然傷口は痛みがあるので集中できない場合もある
ナイフで傷を入れる
そこを全身で覆う
こつは傷が治る”感覚”を得ることだ
今日は各々手のひらにキスを入れてみろハイルはナイフを取り出し手のひら激痛切れた耳が垂れた
これは目を閉じて治る感覚を よしだった
これは頭で行った時のようにエーテルを自分の一部に操作するそれも傷口の周りにだけエーテルを書こうと非常に強いメール着音もらってそう癒すことができる
ホイールはしばらくと行った1分ほどたって手を見ると確かに血は止まっているようだったその文彼はと 小銭塞がらないものはミランダさんに閉じてもらえ
負けてこれはあくまで応急処置だ義勇兵団には付属の癒して方また居るため最低限生きて帰れる力はこれで守ってほしい
まあこれで最低限の戦闘能力はある
君たちには早速だが実践に入ってもらう
起訴とはいえわずか4日の間の訓練しか出さないことに君たちは疑問を持っているだろうしかし
基本的にこの臨兵闘者これら四つにおいておこなうことは同じだ。
エーテルを生み出し、それで体を覆うということだ
これらは互いが互いを補完しあう
であるからすべてを繰り返し訓練する必要がある
しかし所詮訓練は訓練でしかない人生の中で己を磨いた方が10倍も効率的であろう君たちには死なない程度の力を身につけてほしい
これからは一旦は個別の訓練に入る




