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奴小説  作者: 奴
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12/18

戦場のメリークリスマス

 十二月になった。

 二◯一七年の締めくくりであり、今年を振り返っての反省や、来年に向けて新たな目標を立てる「切り替え」のひと月である。

「終わりよければ全て良し」という言葉があるように、前回の「乃木坂ファンVSアラシック」を書きながら「十二月は平穏なツイッター生活を営もう」と心に決めたはずだった。そんな些細な願望が、たった二日、十二月に突入してからわずか一日目で潰えることになるとは思ってもみなかった。「炎上するたび更新される」この流れが半ば定着してきているこの小説まがいの手記を、十二月初日から書いている現実が辛い。リプライが雪崩のように押し寄せている奴botを尻目に、うんざりしながらこれを書いている。別に被害者ぶってるわけではない。むしろバカをネタに出来て清々している。丘でも登ってろバーカ。ただ、出来れば今月はゆっくりしていたかったってだけ。今月末までゆっくりして、ガキの使いとか紅白を適当にネタにして二◯一七年を終えたかっただけ。初日からこんなんじゃ先が思いやられる。どっかの誰かが逮捕されなきゃ良かったのに、という気持ちは、ファンの皆様と同じです(煽り)。


 ヒルクライムという二人組の音楽グループの「じゃない方」が、大麻所持で逮捕された。

 音楽界の二大空気(もうひとりはmihimaruGTの奴)が逮捕されたニュースなんてさほど伸びないだろうと思ったが「今年の冬はムショ行こうか」という縁起でもない替え歌を瞬時に思いついたので、ツイートすることにした。すると、思いの外伸びた。伸びても二百リツイートくらいが関の山くらいに思っていたが、まさか一万リツイートもされるとは。嬉しい誤算であったが、もうひとつ、今回の炎上を決定づける嬉しくない誤算をしていた。

 正直に書くと、ヒルクライムのファンなんてもういないと思ってた。実際は、意外とまだ好きな人がいた。しかも自分たちの事を「ヒルクライマー」とか自称している「ファンである自分たちを特殊な呼称で呼び合う事で錯覚的一体感に浸ってる」クソ面倒くさい奴らだった。

 これが二つ目の誤算であり、その誤算が「奴botVSヒルクライマー」の引き金となってしまった。今や絶滅危惧種と化しているヒルクライムファンの残党が猛烈な勢いで批判をしてきて驚いた、お前ら今までどこに隠れてたんだ。

 しかし、ああいう音楽が好きで、プロフィールに彼氏彼女と付き合い始めた日付を「since~」とか書いてたり、プリクラに「我等友情永久不滅」的なことをマジで書いてたり「言う」のことを「ゆう」とか書いてたり、尚且つ奴botの事を今回の一件で初めて知ったような所謂「陽」の者は、威勢だけは良いが他者にリプライを飛ばす上で書いたらいけない言葉があるってことも知らないアホばっかりだし、論点が定まらないうちに感情でリプライを送ってしまうため、相手から「ちょっと何言ってるかわからない」とサンドウィッチマン富澤ばりの指摘をされてしまう奴がとても多い。そのため奴botをはじめとする「陰」の者によって早々にアカウントが凍結させられたりロックされたり流れ弾を食らって鍵をかけたりした。たかが替え歌に何をムキになってんだか。

 一方、奴botの事をご存知の方々からは、相変わらず

「奴botのこと好きだったけど今回で嫌いになった」

 とかいうお言葉を頂いた。うるせぇよ。それ言ってくる奴スマホで画面上からゆっくり降りてくる広告より嫌いだわ。自分の好きなもの以外のコンテンツがネタにされてたらヘラヘラしてるくせに。そういうファンの方々への考えは前回の十一話で書いたので、暇だったらそれを読んで下さい。

アサクライム「ヒルクライムがやられたようだな…」

ヨルクライム「ククク…ヤツは我々一味の中でも最弱…」

 以上です、もう今月はこれを更新するような事を起こさないよう心がけます。あと、mihimaruGTはもう解散してます。第十二話はこれで終わり。

気が向いたらまた書きます

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