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内緒の魔王くん  作者: 如月結花
第3話「遊園地の魔王くん」
19/63

3話目・その3

「魔王くん、もしかして調子悪い?大丈夫…?」

 ジェットコースターから近場のアトラクションを2~3個経由し、次へ向かおうという時、茉莉はようやくエルの体調の変化に気付いた。

 エルとしては、そんな素振りは見せたつもりもなかったので、気付いた茉莉の観察眼が凄いのだろう。

「ああ…うむ。いや、大丈夫だ、問題はない。」

 エルは心配させまいと、何事もないように答えるが、最初のジェットコースターから乗り物酔いの感覚を引き摺っていたのも事実だった。

 身体に若干の違和感を感じてはいるものの、我慢出来ない程ではない為、自分から言い出す必要性を感じなかったのである。

 様子を見る限りでは、エルの体調はそれほど悪い訳ではなさそうだが、もし強がっているだけなら見過ごす訳にはいかない。

 勘違いだとしても、一度休憩を挟んでも良い頃合いだった。

 そう考えると、茉莉の中では、どちらにしても休憩する選択肢を取るのが最善である。

「無理しないで、休憩しよ。」

 エルに告げると、返事を待たずに、

「リアちゃーん!」

 と、茉莉は先行していたリアにも声をかけた。

 リアは茉莉に呼ばれた事に気付くと、頭に疑問符を浮かべながら振り返る。

 すっかり遊園地が気に入ったようで、歳相応に、ワクワクしながら次のアトラクションへ向かおうという彼女は、兄の体調不良には全く気付いていない。

 茉莉は近くにあったベンチを指して、休憩したい、という旨を何とかジェスチャーで伝えた。

 互いに言葉の通じない二人が仲良くなってから、まだ五日程だが、簡単な意思疎通なら、エルを介さず身振り手振りで多少は行えるようになっていた。

『茉莉姉ぇ、もう疲れちゃったの?』

 質問しながら、リアは後方で止まっていた二人の側に戻ってくる。

 エルにしてみれば、ばつの悪い質問で、一瞬返答に悩む。

 しかし、考え込む程ではない為、すぐに答えを返す。

『いや、我が休憩したいと言ったのだ。』

 その方が、心配をかけずに済むという判断だ。

 そもそも茉莉の調子が悪い訳ではない。

 休憩しようと提案したのは茉莉だが、それはエルの体調を気遣っての事だというのも分かっている。

 実際にエルも、自分から言う程ではないにせよ、休憩出来るならしたいと思っていた節がある。

 ただ、悩みの件もあるので、茉莉にはこれ以上心配をかけたくなかったというか、弱みを見せたくなかったというか…そんな葛藤も手伝って、茉莉には平気だという態度を取ってしまったのだ。

『…興を削ぐようで悪いな。』

 言いながら、エルはベンチの端に腰を下ろした。

『ま、時間はいっぱいあるから別にいいよ。ってか体力ないなぁ兄貴は。引き篭もって本ばっか読んでるからじゃない?』

 心配している様子もないどころか、最後に嫌味まで付け加えるといった容赦のないところは流石リアである。

 正確には疲れた訳でなく不調なのだが、敢えて訂正はせず、エルは渋い顔で聞き流した。

「それじゃあ、ボクは飲み物でも買ってくるね。」

 リアが戻って来たのを確認すると、茉莉はそう言って辺りを見回し、すぐさま視界に入ったワゴンショップへと小走りで向かう。

『最初は付いてきたこと後悔したけど、結構楽しいよね、ここ。』

 エルの隣に座り、リアは楽しそうに笑った。

 魔界には大した娯楽がない所為もあるだろうが、余程遊園地が気に入ったらしい。

『そうか。良かったな。』

『ん?兄貴はあんま楽しくないの?』

 淡白な受け答えをするエルに、リアは少なからず気分を害し、ジトっとした目つきで追及する。

『いや…思ったよりは良い所かもしれぬな。しかし、ここに来たのは、悩みを解決出来るかもしれぬ故、なのだ。何かしら解決の糸口を見つけて帰らねばなるまい。純粋に楽しんでいるだけでは、本来の目的は達せられぬのだ。』

『はぁ?兄貴の悩みってのが何なのか知らないけどさ、そんなの楽しく遊んでればどっかに吹っ飛ぶんじゃない?』

 リアにとっては完全に他人事。

 しかし、いい加減な対応をしている訳でもない。

 もし自分が悩みを抱えていようと、実際楽しく遊べば忘れるだろう、という発想は根底にある。

『お前は気楽で良いな。』

 エルは、楽観的に考えられるリアを少し羨ましく思いながら、息を吐き出した。

 リアがそんな彼の胸中を察することはない。

 むしろ、言動だけ見ると、リアは自分が小馬鹿にされているようにも感じ、

『難しいことばっか考えてるからいけないんでしょ?兄貴みたいに考えすぎて楽しめないんなら、気楽に考えた方が全然良いと思うけど?』

 と、苛ついた感情を抑えることなく、対抗し始めた。

『リアのそういうところは、我からすると羨ましいのだがな。』

 今更言っても、ただ取り繕ったようにしか聞こえず、リアの苛々は収まらないどころか、火に油を注いだようなものだった。

『じゃあ素直に楽しめば良いでしょ。茉莉姉ぇだって兄貴が楽しんでなきゃ、気を遣うだろうしさ、何より連れて来た意味ないじゃん。』

『意味がないとはどういうことだ?』

『だーかーらー、邪魔した私が言うのもあれだけど、楽しくデートしたかったんだよ、茉莉姉ぇは。じゃなきゃこんなとこに誘ったりしないでしょって話。』

 もう、何でそんな簡単なことも分からないのさ馬鹿兄貴…と、リアは呆れ果て、深い溜め息を吐く。

 エルが未だに訂正していない為、リアの中では二人は恋人同士という認識なのだから、そう思われるのも仕方ないだろう。

 だが、純粋に自分の悩みを解決するきっかけに、茉莉はこの場所を選んだ、というエルの思い込みは強く、また、この場所で何かを掴まなければならない、という焦りもあるのだ。

 それが懸念となって素直に楽しめないのはエル自身も理解していたが、解決の糸口が見つかるまでは楽しむ余裕はない…そう考えてしまっている。

『茉莉姉ぇの為にも兄貴は楽しく遊ばなきゃいけないの。分かった?』

『…そう言われてもな。』

『あーもう、考えすぎだって言ってんでしょ!今日一日は忘れれば良いじゃん、悩みなんて!ってか、意識してるからいつまで経っても解決しないだけなんじゃないの!?』

 煮え切らない兄に、リアは強い口調で言い放った。

 それは、言い方は違えど、先日茉莉から言われたのと大体同じ意味で、エルはその時のことを思い出してしまう。

 病は気からなんだよ、と言った茉莉と、今のリアの言動を、無意識に重ねてしまった。

『いつまでも、うだうだ考え込んで楽しい雰囲気ぶち壊すような奴、すぐ茉莉姉ぇに愛想尽かされるだろうね!』

 語気を荒げ、リアが言い終わったタイミングで、茉莉がストロー付きの紙コップを両手に戻って来た。

「ごめん、ちょっと時間かかっちゃったよ。それで、何かリアちゃん怒ってるみたいだけど、どうしたの?」

「いや、すまぬ。我が怒らせてしまったのだ。」

 エルは素直に自分の非を認める。

 流石に、楽しい雰囲気をぶち壊す、とまで言われてしまったら、今日は楽しむべきなのだろう、と思い改めた。

「ダメだよ、兄妹なんだから仲良くしないと。はい、魔王くん。」

 少し困ったような表情を浮かべた後、茉莉は左手の、蓋にストローの刺さった紙コップをエルに差し出した。

 中身はスポーツドリンクが入っている。

「うむ…すまぬな、茉莉。」

 二重の意味で詫びると、エルはそれを受け取る。

「リアちゃんはこっちね。」

 と、同じように右手に持っていた紙コップをリアに手渡す。

 こちらは、リアが好きそうな、いちごミルクだ。

『ありがと、茉莉姉ぇ。』

 言いたいことを言って落ち着いたのか、今まで怒っていたとは思えない笑顔でリアもそれを受け取る。

 エルとリアはストローに口を付けて、茉莉の買ってきたスポーツドリンクといちごミルクを、それぞれ飲み始めた。

 それを見ながら、茉莉は微笑んで、リアの横に腰掛けた。

「茉莉の分は?」

『茉莉姉ぇの分は?』

 兄妹は茉莉に顔を向け、まるで事前に打ち合わせていたかのように同時に声を重ねた。

「え?…あ、ボクはいいよ。喉渇いてる訳じゃないし、どっちにしても3つは持てなかったし。」

 両手を軽く振って、気にしないで、と茉莉は意思表示をする。

「少し飲んでしまったが、後は茉莉が飲んでくれれば………。」

「調子悪いのは魔王くんなんだから、全部飲まないとダメ。」

 エルが言い終わる前に、ぴしゃりと茉莉が遮った。

「あ、ああ…うむ。」

 と、気圧される形で、エルは出しかけた手を引っ込めた。

 しかし、一瞬の間を置いてハッとすると、

「いや別に我は調子が悪いとは一言も…。」

 などと慌てて訂正する。

 当人は心配をかけまいとしているのだが、単に往生際が悪いように見えて滑稽である。

 ちらちらと横目で茉莉の様子を伺うが、渡せそうなタイミングなど来るはずもなく、暫くするとエルは申し訳なさを感じつつも再びジュースを飲み始めた。

 エルにはそれで良かったが、もう一方の人物には、それが通じない。

『茉莉姉ぇ、あと飲んで。』

 と、リアが茉莉の前に、飲みかけのジュースを差し出す。

「え、え?」

 困惑する茉莉に、リアは半ば押し付けるように紙コップを握らせた。

「ちょ、ま、魔王くん!?」

「どうしたのだ?」

「こ、これは何!?どういうこと!?」

 慌てふためきながら、茉莉はエルに通訳を要請する。

 リアの行動が理解出来なかったのだ。

 否、理解したからこそ慌てたのだが、その考えを振り払うように別の解釈を求めた。

 そもそも、予想通りならエルが止めに入るだろうと思ったのもある。

 だから、リアが言ったであろう言葉を明確にし、自分が違う受け取り方をしてしまったのを、エルが訂正してくれるのを期待した。

 しかし、エルは茉莉が想像した通りの答えしか、述べなかった。それも、あっさりと。

「残りを飲んで欲しいと言っていたな。」

「何で止めてくれないの!?魔王くん止めてよ!?」

 普通は何かしらの理由を付けて止めるはずだ。

 少なくとも、エルなら止めてくれるだろう、と期待していた。

 彼は茉莉が男だと知っているのだから。

「…止める必要があるか?」

「あるよ!?あるから考えて!!」

 エルはその必要を感じていなかったらしい。

 茉莉は言葉にするのが恥ずかしくて、そのままエルが察してくれるのを待った。

 しかし、一向に伝わる気配はない。

「まぁ、そこまで言うならば止めても良いが、理由を教えてくれぬか?」

 さっぱり分からない、という風なエルだったが、茉莉がこれほどまでに拒絶する理由に少し興味を持ち、承諾した。

「え…う、うぅ…喉乾いてないから…。」

「は?」

 エルは思わず聞き返してしまう。

 流石にそんな理由でここまで嫌がらないだろうことは、誰の目にも明らかだ。

 まして、理由に興味を示した者には、尚更納得出来る道理がない。

「じゃ、じゃあ…このジュース、飲めないから…。」

 自信なさ気に答える様は、これも嘘だと物語っている。

 ただ、理由を言いたくない事情があるのだろう、ということだけはエルにも伝わった。

 だから一応、リアがそれで納得するか、試しに魔人語に翻訳する。

 そして、返ってきたリアの反応を茉莉に伝える。

「この前、好きだと言っていた…と、リアが覚えておるようなのだが?」

 ここ数日で仲介にも慣れると、度々こうやって自分なりに噛み砕いて伝えることが多くなった。

「うぅ…そ、それなら…えーと…えーと……きょ、今日はジュース飲んだらいけない日なんだ…!」

 諦め悪く、またしても茉莉は、嘘の言い訳を放つ。

「ダイエットでもしているのか?太っていないのだから、そんなことする必要はないのではないか?と言っておるな。」

 再びエルが、妹の言葉を要約する。

「むむー…手強い…リアちゃん手強いぃ…。」

 茉莉はこれ以上咄嗟に言い訳が思いつかずに唸る。

「何が手強いのか聞いておるぞ。」

「そこまで訳さないで!?」

「あ、ああ、すまぬ。つい。」

「………もしかして魔王くん、わざとやってる…?」

 恨めし気に、茉莉はエルを見る。

「何のことだ?」

 エルはただのうっかりだったのもあり、さらりと返すだけだ。

 言葉だけなら肯定とも否定とも取れるが、言い方に含みが感じられないので、茉莉にも、エルが単に不注意で訳してしまっただけなのは分かった。

 納得させられそうな説明は思いつかず、察してもくれない。

 このまま黙り込んでいても不審に思われてしまうだろう、茉莉は自分の胸の内を晒す必要に迫られた。

 結局、観念する。

「その…か、間接キスに、なっちゃうんだから…止めてよぅ…。」

 俯いて顔を赤らめながら、言い辛そうに茉莉は呟いた。

 言葉に出すのは恥ずかしかったけど、これで分かってくれる…茉莉は思っていたのだが、エルは再び期待を裏切った。

「どういう風習なのだ、それは?」

 さっぱり分からない…と、彼の目は告げている。

「え…だ、だから…同じストローに…く、口を付けることになるよね…?」

「それが何か問題でもあるのか?」

 間接キスという概念から説明しなければ、到底理解はして貰えそうにない。

 茉莉からすると、羞恥プレイでもされているような気分だ。

「く、口がね?触れたところにね?他の人の、口が…触れることに、なるんだから…その…か、間接的に、キスしてる気分になっちゃう、訳だよ…?」

「ううむ、我は別にそうは思わぬが。」

「ボクは思うんだよ、っていうか日本人は大体思うよ!それに、ふ、普通はね!嫌がるものなんだよ!同性だと気にしないっていうのはあるけど、リアちゃんは女の子で!……ボクが男だってこと知らないんだから…。」

 最後の台詞は声を大にして言えないので、エルにしか聞こえないくらいの声で、ぼそぼそと話す。

「ふむ、こちらにはそういった風習は存在せぬからな。茉莉がもし男としてリアと出会っていたとしても、リアは今の状況で同じように茉莉に半分飲んでほしいと思っただろう。だから何も気にすることではない。」

「気にするなって言われてもっ…!」

 茉莉は頑なに拒み続ける。

 このままでは、休憩と呼べる以上の時間が経過しようと、決して手元のジュースに口を付けることはないだろう。

 故に考える。どうしたら無事にジュースを飲ませられるのか、と。

 エルの辿り着いた終着点は、茉莉が期待するものとは決定的に真逆だった。

 異性同士で口と口が間接的に接触するのが茉莉にとって問題だというなら、エルが介在し、リア→エル→茉莉とすれば茉莉とリアとは間接キスにならなくて済むのではないか。

 そんな謎の理論がエルの脳裏を過ぎるが、それは茉莉にあげたジュースだ勝手に飲むな、とリアを怒らせる結果になりそう故、一瞬で捨て去った。

 そもそも、それで茉莉が納得する保証も無い上、せっかく機嫌が良くなりつつある妹を、再び怒らせるかもしれないのは流石にリスクが高すぎる。

 次にエルは思いつく。先刻自分がリアに言われた言葉を、そのまま茉莉に言ってやるのが、最も素早い解決手段なのではないか、と。

 案外良いアイデアだと感じると、一向にジュースを飲もうとしない茉莉に対し、リアの言葉を放つ。

「いつまでも、うだうだ考え込んで楽しい雰囲気ぶち壊すような奴、すぐ茉莉姉ぇに愛想尽かされるだろう。」

「え?な、何…?」

 言葉の意味が分からず、茉莉はエルの方を見た。

「…と、茉莉がこの場を離れておる間に、リアが言ったのだ。」

「そ、そうなんだ…?」

 困惑した表情で茉莉は首を傾げた。

 理解していない様子だったので、エルは更に言葉を続ける。

 今度は自分の言葉で、茉莉自ら飲ませるよう誘導する為に。

「飲まないというのなら、それでも良いだろう。リアは折角の厚意を茉莉に拒絶され、悲しむことになるだろうがな。」

「うぅ…。」

「そうなったら楽しむどころではなくなってしまうだろうな。」

「うぐっ…。」

 茉莉は反論出来ず、妙な呻き声を上げるだけだ。

「我も今日は一日、悩みなど忘れて純粋に楽しもうと思っておったのだがな。」

 多少大げさな演技で、最後に深いため息を漏らすエル。

 それがトドメだった。

「…ぅぅ……わ、分かったよぅ…分かったから…ちゃんと、飲むからぁ…。」

 誘導は上手くいった。

 しかし、飲むと言葉に出したものの、茉莉は背徳感や羞恥に苛まれ、すぐには飲むことが出来ない。

 先ずは葛藤を振り払い、ぎゅっと目を閉じ、暫く深呼吸してから、覚悟を決めたようにカッと目を見開き、恐る恐るストローに口を付け、ようやく飲み始めた。

 それを横目で確認すると、自分もスポーツドリンクを飲み始め、全てが丸く収まったことに達成感を感じて穏やかな気分に浸るエルだった。

 浸れたのは一瞬だったが。

『ちょっと、なに茉莉姉ぇいじめてんの、馬鹿兄貴!』

 と、二人のやり取りを途中から見ていたリアが、殴り掛かからんばかりの勢いでエルに詰め寄って来たからだ。

 その後、十数分を費やし、結局怒らせてしまった妹の機嫌が再び直るまで、謝罪をさせられるエルだった。




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