0.プロローグ
この小説は一切の現実の事件をベースに作られたものではありません。
夜も深まり闇夜に町が包まれた時また一つ赤い花が咲いた。
その花は、普通の人生であれば一生見るはずのない花だ。
その花はどうやら人から咲く花のようだ。この花を人が咲かせた場合ほぼ確実にその人物は直後に命を落とすようだ。
「はい、お終い」その花を咲かせた人を見て身長150センチにも満たない華奢な少女に見える人物が言う。
「まぁ、ここ数日でやったやつの中で一番時間かかったかな」その人物は所々が赤くなった状態で続ける。「まぁ、一昨日の人なんて襲ってからたった3分も経たずに逝っちゃったし、長く持たれる方が私的にも楽しいし、別にいいけどさ」綺麗な白銀色の長髪を少し赤く染めた人物が花を咲かせたモノに成り果てたヒトから離れながら続ける。
「けど、長く持たれたはいいけど、流石にあいつ私の時間取りすぎでしょ、もう26時じゃんさっさと帰って寝よっと」その人物は言いながら暗闇に去っていった。
この白銀色の長髪をした人物は、最近この地域でだいぶ有名になっている俗に言うところ殺人鬼であり、本名を夕凪優奈と言い、通称としては「白銀の殺人鬼」と呼ばれている。年齢は16歳、身長が146センチ、特徴としては、アルビノに近い現象なのか不明だが白銀に染まっている長髪である。この人物は年齢の通りであるが、高校に通っており、しっかりと親と一緒に住み兄弟も居るのだが、親はいつも仕事で他の兄弟も早く寝る習慣や、夜遊びに行く習慣のある人物で有るため、16歳の少女でありながら、夜間の外出ができているのである。
高校では夜間の外出が原因なのか、授業中居眠りをする事が多いが、成績は学年で、トップ10に入るくらい頭が良い。(ただし、単に優奈の成績が高いのではなく、学校のレベルが低いだけなのである)
意外な事に夜間、犯罪行為に手を染めてる彼女であるが、友人は意外とおり、そのグループの中ではだいぶおとなしい方の人物である。
学校では、猫(?)をかぶっている事が多いのである。
この人物が犯罪に手を染めているのは、お金が欲しさや誰かに依頼されている訳でもなく、単に「楽しいから」や普通の人物ではあり得ないが「ヒトの血が美味しいから」というだいぶ狂った理由で殺しをしているのである。
その為彼女は、もし出逢ってしまったら諦めろとよく言われており、他の犯罪者からも恐れられている。その為優奈以外の犯罪がほぼ消滅すると言うある意味ではあるが、治安の向上を担っている一面もあったりするのである。
警察もこの「白銀の殺人鬼」をずっと調査していたにもかかわらず全く逮捕できていないと言う。その理由としては、優奈自身が殺しだけについては他のことの人の5倍は深く考えて実行しているからであり、そもそも手袋をして指紋を残さないなどの対策をとっている為や優奈は普段髪を染めておらず、約半年前にしくじった際に一枚だけ撮られた写真の際とは髪の色が全く異なっている為、警察の調査から逃れているのもある。しかしそもそも警察が的外れな調査をしていると言う理由もある。まさか最近の全ての殺人事件が16歳の少女が犯人であるとは考えず、何かしらの外国の組織が関係しているのではないかなどと、もう既にこの地域の人物の犯行では無いと公式では発表している始末である。
他にも理由としては、優奈が殺した人物の中に、警察のこの地域の人物であると断定して調査していたグループのトップがおりその人物が死んでしまって以降、この地域での調査がほぼ終了してしまったと言う偶然もある。
しかもこのグループは犯人が優奈であると言うと言う結論を出す直前であったが、この地域派と外国の組織派の対立もありゴミ箱に捨てられてしまったようなのである。
この物語では、この「白銀の殺人鬼」夕凪優奈がとある人物を襲った際に致命傷を受け、その人物を殺した後に自分の手で命を絶つまでの最後の約1ヶ月の物語である。
初めまして、夕霧優奈と申します。
この小説の主人公であるのは夕凪で私は夕霧です。
間違えないようにご注意下さい。
とりあえずですが、お読みいただきありがとうございます。
1話以降は、1時間後から2週間くらいに一度のペースで公開する予定です。
結構1話ごとが長くなる予定です。ご注意下さい。
と、お堅い事はこれくらいにして、本当に初めて書いた為まあまあ拙い文章かも知れませんが読んでいただけるとありがたいです。これ以降1話以降は2週間ごとに更新をし、最終的に30話程度で完結させたいと思います。
読んでくださる方はお付き合いをお願い致します。
あと、基本的には「」の前後どちらかに名前が書いてありますが、ない場合は大体優奈となっています。
あと()は心の声または解説が入ってます。大体の場合は口の悪い方が心の声です。




