お出かけ
翌日、宿を出たアレスは、依頼を貰いにギルドに向かう。
途中、何人かの町人に声をかけられ、その度に記憶が無いんだと説明していく。
「そうなの? 大変だねぇ。何かあったら頼ってよ?」
と言われ、本当に自分に知り合いが多い事を実感したアレス。
いや、本当は結構おもいだして知ってはいるが、その記憶が正しいのか判断出来ないのだ。
しかも咄嗟には思い出さないから、記憶喪失だと言っておいた方が後々便利だろうと思っていた。
ギルドに到着し、受付のショタコンなお姉さんであるアンナから常時討伐の依頼を受注し、待ち合わせをしていたジンのパーティー達と森にお出かけだ。
「よろしくお願いします」
俺はそう言って、ジンさんのパーティーメンバー達に頭を下げる。
「アレス、大変だろうけど頑張れよ」
とジンさんが言うと、
「なんならお姉さんが手取り足取り教えてあげようか?」
そう言うのは、土魔法使いのリーノさん。
身長165センチのEカップ、金髪で長いストレートの髪をなびかせる、緑の瞳を持つ美人さんだ。
「ババア、下半身も手に取る気だろう! やめてやれ! 女性恐怖症になったらどうすんだ!」
そう言ったのはメチルさん。
筋肉ムキムキで、茶髪のソフトモヒカン、青い瞳の185センチと恵まれた体型。斧使いの前衛さんだ。
リーノさんは、けっしてババァではないが、大人な色気たっぷりで、俺と比べれば遥かに年上ではある。
「誰がババアよ! 私はまだ30よ!」
「アレスの年から見りゃ、充分ババアだよ!」
「そんな事ないわよね? アレス君?」
「はい、お綺麗なお姉さんだと思います!」
こう言っておいた方が良いだろう。
確かに年は俺の倍だが、色っぽさは半端ないので眼が豊満な胸に釘付けになりそうになる。
一度ならお願いしたいが、寝たら最後、付き纏われる気がするから遠慮するけど。
「私ならオッケー?」
と言ってきたのはメチルさんの妹、エチルさん。
163センチくらいの身長のBカップくらいかな。
緑の短髪に緑の瞳で、スレンダーというのがピッタリだろう。めちゃくちゃ可愛い子。まあ、年上だけど。
「ペチャパイは黙ってろ!」
メチルさんが妹だからか、ひどい言い方だ。
「ペチャパイじゃなくて慎ましい胸と言ってよ!」
「意味は同じだろうが!」
なんともやかましいパーティーだが、なぜか心地良い。
仲の良い事が分かるからだろうな。
ちなみにジンさんとペチャパイのエチルさん、メチルさんとお色気たっぷりリーノさんはカップルであるらしい。
彼女の兄が同じパーティーに居るという、少しやりにくそうだがジンさんは気にしてないようだ。
そんなこんなで、総勢五人で森に向かう。
森に入ってすぐに、ジンさんが異変に気がついたのか、
「何か居るな……」
と言うと、
「しかも数が多い……」
とメチルさんが眼を細める。
「この匂いはゴブラインっぽいかな」
エチルさんが、クンクンと匂いを嗅ぐが、俺にはサッパリ分からん。
「アレスを守りつつ戦うぞ」
ジンさんが言うが、
「いえ、私のことは気にせずに。逃げ足だけは速いので」
と、迷惑になりたくないので、自分の身は自分でなんとかすると告げておく。
「ならばいつも通りに! 行くぞっ!」
ジンさんの声と共に、他の三人が、
「「「おう!」」」
と動き出した。
思うように筆が進まないので、新作ぶっ込みます。
異世界転生されてやるから、レアスキル寄こせと言ったら、ヘンテコレアスキル渡された上に、魔力ゼロとかふざけんな、あの糞女神!
という作品と、
転生して傭兵になったけど、戦争が終わったので、自由に生きてみる〜けっこう強くてちゃらんぽらんでそこそこ捻くれ者の異世界暇潰し〜
という、二作品を新たに始めました。
この作品を含めてのんびり更新していくつもりですので、よろしくお願いします。




