3/3
この小説が、届きますように。
そのまま、三年生になった。
クラスも離れてしまった。
まだ好きだった。
何度も諦めようとした。
駄目だった。
6月の体育祭。
相変わらず目で追いかけていた。
テントで休んでいる時。
部活対抗リレーで、私の目の前を走って行った。
皆がいるのに、まだお昼なのに。
涙が溢れてきた。
あぁ、こんなに近くで見るの、いつぶりだろう。
もう話せないけれど、
もう会えないかも知れないけれど、
会えてよかったです。
仲良くしてくれてありがとう。
優しくしてくれてありがとう。
一緒にふざけあってくれてありがとう。
私は、隣の席で笑いあった時からあなたが好きでした。
あなたを好きになって、よかったです。
いっぱい泣いたけど、
それ以上にいい思い出をもらったから。
あの中学校に行って良かったと、あなたに会えて思いました。
二年間、ごめんなさい。
ありがとう。
いつか、懐かしい気持ちで会えたらいいね。
その時には、恋愛感情とか忘れて、友達として。
またね




