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最低最悪な思い出2



家に帰り寝る前にパソコンでもいじくる事にした。

そういえば…エーちゃんはパソコンに履歴が残るの知ってるのかな?


見てみよ!





確かに…システムや詳細のページを見ている…


ん?



なんだこのページ…


…!?


女の子の在籍のページだ…


何個か履歴があったので確認していった…





俺は…





絶望した…





見なきゃ良かった…





顔は手で隠している為見えなかったが…


明らかに…





エーちゃんだった…


心臓の音が鳴り止まない…


言葉も出て来ない…



直ぐにサイトに飛んだ…


○○ちゃん入店!


その日は…夜勤の日だった…



○○ちゃんをクリックした。


そこには…下着姿で顔を隠しているエーちゃんがいた…


※ ここからかなりエグい言葉を使って説明します。読みたく無い人は飛ばしてください。


プロフィールが詳しく書いてある…


〜○○ちゃん〜


22歳


この間までキャバ嬢してました!いっぱい癒してあげますね!


〜好きな事〜


お酒飲む事

Hな事


〜好きな歌手〜


エミネム


〜敏感な所〜


乳首と…ひみつ!


〜プレイ詳細〜


(69)   ○

(指入れ)  ○

(生し○く) ○

(素股)   ○

(パイ○リ) ○

(ア○ル)  ×

(ゴックン) ○

(ローター) ○

(バ○ブ)  ○

(顔し○)  ○

(コスプレ) ○





自然と涙が溢れた。


頭の中が…真っ白だった…


※ リアル過ぎてすいませんでした。


沢山涙を流した後…


冷静になってページ詳細を見た。



好きな歌手…エミネムって俺が教えて好きになったやつじゃん!


CD捨てよ。



プレイ詳細…1つ以外全部○かよ!




でも顔隠してるから違う人かも…



よ〜〜〜く…写真を見た!


同じ場所にホクロがある…


やっぱりエーちゃんじゃね?


ほぼ確定だな…


それからエーちゃんの仕事が終るまで…


長かった…


寝ようとしたが寝れない。


する事がない…


ただ…考えてしまう…


何処に泊まったとか…


だから…ガバガバだったのかとか

(当時のデリヘルは本番をする為…今のデリヘルは知りません。)


何人接客したのかとか…


時間があるほど考えてマイナス思考になってしまう…


そして…


また涙が溢れた…



もう…別れるしか…無いかな…



でも…まだ…エーちゃんと話すまでは…分からない…


証拠が出たのにも関わらず、まだエーちゃんの事を信じようとしている俺がいた…


ただ…この写真が違う人であって欲しい。


信じようとしたのはその証拠を受け入れる事が出来なかっただけなのかもしれない…


自分の嫁がデリヘルのサイトに乗っていたら…皆さんはどうですか?


多分…皆…信じないと思いますよ。


考えられない事が起きたら人間…混乱して…現実逃避ですよ…


『何かの間違いだよ』


まさに…そうでした。


エーちゃんの仕事が終るまでは…



そろそろ時間だったので、歩いて迎えに行った。



エーちゃんの病院に到着…

5分もしないうちにエーちゃんが出てきた。


『おつかれ…』


エーちゃん「おつかれ。どうしたの?」


『とりあえず帰ろう。』



エーちゃんも何かを察したのか…

無言のまま帰宅した…


『これ…何?』


エーちゃんのプロフィールを見せた…


エーちゃん「何これ?知らないよ?」


『パソコンには履歴が出るの知ってる?これ履歴の中にあったよ…』


エーちゃん「私見てないよ。」


見てない…か…


『この間友達に調べてあげたって言ってたよね?偶然なのかな?これエーちゃんが調べたサイトと同じサイトなんだけど…』


エーちゃん「だから私知らないって!」


『分かった…じゃあ後でこの店に行って見ようぜ。大体店の写真には顔隠してないはずだから。店の写真で顔隠していたらネットには写真でないよね…』


エーちゃん「…分かった…行くよ。」


『分かった。その前に荷物全部見せてみろよ。』


エーちゃん「ちょ…ちょっと!」


『隠す物が無いなら抵抗するなよ…』


そして…


カバンの中にあったのは…


最悪な物だった…




『これ…何だよ!!!』


見た事無い携帯があった。


エーちゃん「それは…」


中を見ようとしたが電源が入らない…


バッテリーを見ると、バッテリーが入って無い…


直ぐに探した。


バッテリーは化粧品入れに入っていた…


『答えろ!これは何だ?』





エーちゃん「…ふくちゃんが言う通り…やってんだよ!わりーかよ!デリヘルやってんだよ!仕方ねーんだよ!こっちは金がねーんだ!」




逆ギレですか…?


『ガタガタうるせーんだよ!馬鹿かよテメー?』


エーちゃん「馬鹿なんだから仕方ないだろ!」


『馬鹿じゃねーよ…逝かれてるよ…』



『携帯見るよ。』


エーちゃん「好きにすれば?」





興奮してバッテリーを違う方向に入れてしまって、取れなくなってしまった…


『くそ…取れねぇ…取れねぇんだよ!』


エーちゃんの頭を掴んで逆ギレした!


皆も分かるようにキレたら手のつけようが無い…


そのまま髪を掴んで振り回した…



エーちゃん…もう…泣いている…


ブチブチ髪が切れていく…


『おい!テメー俺を舐めてんのか?』


エーちゃん「………」


『何処まで俺を馬鹿にすれば気が済む…?』


俺は涙が溢れてエーちゃんを振り回すのを辞めていた…


駄目だ…


聞きたい事が…


山程ある…


何から聞こうか…



『いつから…働いてたの?』



エーちゃんは泣いて答えられない…



『いつから働いてたの?』



『おい!!!聞いてんのかよ!!!』



エーちゃん「………この間の……夜勤の時から……」



『夜働いて昼間からまたラストまで働いたの?』


エーちゃん「…うん…」


『じゃー1日目の仕事終わりは何処に泊まった?』


エーちゃん「車の中で…寝た…」



『何人接客した?』


エーちゃん「6人…」





『本番は?』


エーちゃん「…してない…」


『デリヘルで本番が無い場所なんてねーよ!』


エーちゃん「してないもん…」


『してねー訳無いだろが!』


エーちゃんの頭を叩いた。


エーちゃん「したよ…」




『何で働いたの?』



エーちゃん「お金が無いからだよ…」


『お前が給料の半分だけで良いって言ったんだろ?金が無いなら相談しろよ!』


エーちゃん「………」





エーちゃん「…本番してない…」


『まだ言ってんのか?それは有り得ない!』


エーちゃん「してない…」


『帰って来た日にしたけどガバガバだったじゃねーか!もうバレてんだから嘘は要らねぇんだよ!』


エーちゃん「3人とした…」





もう…


何が…


真実で嘘なのか…


俺には…


分からないよ…


どうすれば…いいんだろ…


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