最低最悪な思い出3
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『とりあえず…携帯直して…』
エーちゃん「はい…」
『いつから携帯持ってるの?』
エーちゃん「4月から…」
『そんな前から…何で…携帯持ったの…?』
エーちゃん「キャバクラ用に携帯買った…」
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『そう…』
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エーちゃん「取れないよ…これ…」
『しるか!テメーの携帯だろうが!さっさと取れよ!』
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それから30分は携帯からバッテリーを取ろうとしていただろうか…
その間…ずっと無言だった…
でも…俺は時間が経つにつれてまた怒りがフツフツと出てきた…
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エーちゃん「あぁぁぁぁぁ!!もうぉ!」
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バキッ…
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携帯が半分に折れてる…
エーちゃん「あっ……」
『テメー!!何証拠隠滅してんだよ!!!』
もう…限界だった…
俺は…エーちゃんを蹴り飛ばした…
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エーちゃんは吹っ飛びまた泣き出した…
エーちゃん「ごめんなさい…そう言うつもりじゃなくて…イライラして…力入れたら…」
俺の怒りは収まらない…
『しるか!』
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くそっ…どーしていいのか分からねぇ!
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…今日…仕事休もう…
『ちょい電話してくる…』
…
『お疲れ様です。』
ショウさん「おう…どうだった?」
『…してました…』
ショウさん「…そうか…で…ふくはこれからどーすんだ?」
『どーしていいのか分かんないっす…』
ショウさん「深く考えすぎなんだよ!ふくは…許すのか…許さないのかどっちかしか無いだろ!」
『そっか…』
ショウさん「だろ!まぁゆっくり考えろ。」
『はい…今日…仕事休んでもいいっすか?』
ショウさん「おう。分かった。」
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そうか…
どっちかしかないのか…
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俺は許せるのか?
別れるにしても…
息子もいるし…
息子の為に出来れば別れたくないけど…
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多分…
もうエーちゃんを信じる事は出来ないだろう…
エーちゃんを軽蔑するかもしれない…
とりあえず…先にエーちゃんがどう思っているのか…聞いてみようかな…
なるべく…
キレないようにしよう…
『ただいま…』
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『お前はどーしてほしい…どーしたい?』
エーちゃん「…ふくちゃんの好きにしていいよ…私に言う権利ないし…」
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そう言われると…困るな…
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まだ…決めれないな…
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『この件に関してどう思ってるの?』
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エーちゃん「ごめんとしか言えない…」
『それだけ?俺の立場から考えてみろよ…俺がどんだけ辛いか…お前に分かるか?嫁がネットで下着姿で…こんな事書いてあるんだぞ!』
ネットを見たら怒りが…
また…
エーちゃん「最低だよね…最低な女だよね…何で…こんな事…しちゃったんだろ…もう…死にたい…本当に…ごめんなさい…」
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エーちゃん「ふくちゃんの言う通りにするよ…」
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何か…謝られたら…怒りを何処にぶつけていいのか分からなくなった…
…
丁度…目の前に冷蔵庫があったので…4〜5回殴った。
殴ってる最中は怒りで痛みをカバー出来るが、殴り終ったら…コブシが…
い…いてぇ〜
冷蔵庫…硬いね…
つか…手が…変色してるし…
手が…プルップルッしてるし…
冷蔵庫は失敗したな…
そんな手を見て思わず笑っちゃった。
許してやろうかな?
でも…ただ許すのも納得いかないし、風俗はキチンと辞めないとまたやる可能性大だしな…
もう二度とやりたくないと思わせないと駄目だな…
俺に怒られるぐらいなら風俗に抵抗がないエーちゃんは風俗をまたやり兼ねない…
どうしよう…
とりあえず…一服だな。
!?
煙草が持てない!
俺の手!頑張れ!
…
もう…風俗はしたく無いか…
どーしたらそう思う?
俺がエーちゃんの立場なら…どーしたら嫌だ?
…
…
…
『良いよ…許しても…』
エーちゃん「………」
『但し…まず俺はお前の事を信用出来ない。軽蔑もすると思う。これから先…冷たい態度もとるし、冷たい事も言うかもしれない…我慢出来るか?』
エーちゃん「我慢するよ…ふくちゃんに悪いもんね…出来る事なら…何でもするよ…」
『分かった…あと…』
エーちゃん「…なに?」
『殴らせろ!』
エーちゃん「好きなだけ殴っていいよ…」
…
『そうだな…お前が俺を裏切った数だけ殴るよ…』
エーちゃん「いいよ…」
『最後に…エーちゃんの親にこの話…風俗の事話すけどいいか?これが呑めないなら…許す事は出来ない…』
エーちゃん「どうしても…言わないと駄目?」
『許すなら駄目だね…別れたいなら言わなくてもいいよ。』
エーちゃん「………」
『別にいいよ…嫌なら別れるだけだし。逃げたきゃ逃げればいいよ!』
エーちゃん「…分かった…言うよ…」
『本当に良いんだね?』
エーちゃん「いいよ…」
『分かった。』
『…じゃぁまず殴るわ…』
俺はエーちゃんを殴った…
1発目がいい所に入って鼻の根元が…曲がった…
全部殴り終った頃にはもう左目が腫れて開かなくて紫色になっていた…
…
ちょっとやり過ぎたかな?
『大丈夫か?』
エーちゃん「平気…私が悪いから…仕方ないよ…」
『そうだな…じゃーエーちゃんの親に言いにいくか?』
エーちゃん「…分かった…」
…
…
エーちゃんの家に向かっている車の中でエーちゃんはまた泣いていた…
エーちゃん「何で…こんな事…したんだろ?」
『しらね。何考えていたんだろな?』
エーちゃん「親に言わないと駄目?」
『駄目…』
…
着いた…
…
多分…俺も…怒られるんだろうな…
…
予想通り…俺も怒られたが、エーちゃんはもっと絞られた。両親は俺の意図も分かってくれたみたいだ。
話終わった後…どっと疲れが出た…
今日は飲みたい気分だな…
やっと…終わった…
…
本当に終わったのかな?
もう何も無ければいいが…
〜次の日〜
エーちゃんの車を調べたらデリヘルのグッズが出てきた。
分かっていた事だが、見たらやっぱりショックだった…
中身は…
ローション
イソジン
コンドーム
ん?
…
コンドーム?
『やっぱりしたんじゃん。』
エーちゃん「昨日はしたって言ったけど…してないよ…」
…
『もうめんどくさい。何が本当で嘘か分らないから…ちょっと確かめて来るわ。』
エーちゃん「………」
『稼いだ金渡して。それで確かめてくる。』
エーちゃん「分かった…」
…
…
…
店に着いた。
中に入り案内をうけて女の子とホテル向かった。
『ここの店は本番あんの?』
女の子「皆してるよ。店からコンドーム貰ってるしね!」
『ふーん…皆してるんだ…してない娘とか居ないの?』
女の子「多分…居ないんじゃないかな?」
…
怪しまれるから一通りのサービスをうけたがローテンションで立つ訳がない…
女の子「しなくていいの?」
『気分じゃないからいいよ。』
結局エーちゃんもやってんじゃん…
俺は家に帰ってエーちゃんと話をした。
『やっぱしてたんじゃん。何でここまで来て嘘付くの?その気持ちが分からねぇよ…』
エーちゃん「………」
『もう…めんどくせぇー。どーでもいいよ…』
…
それからの日々はエーちゃんも相当辛かったと思う。
実際…かなり冷たい態度をとったり、冷たい事も沢山言った。勿論全ての仕事も辞めさせて、チューリップで従業員として働かせた。
でも俺は…正直…
やる気が無かった…
仕事なんてどーでも良かった。
店って面白いもので店長のやる気で売上も変わるのね。
どーでも良いと思ったら店の売上に比例して利益はガクッと下がった。




