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KILLER  作者: 陸海空
3/3

二人の後輩

アリスとつばめの登場回です。

ウチの学校は生徒数が少ないため、二年生と一年生が一緒に林間学校を行う。もっとも、二年連続同じ場所で行うわけにはいかないので、毎年場所は変わるが。


「おや、皆川先輩に、要先輩じゃないですか」


俺もいるんだけどな~。

話しかけてきたのは、氷河崎つばめ。


「おはようございます、皆さん」


と、桐山アリスだった。


「やあ、二人とも。今日も可愛いね」


龍輝のこれは意識して言っているのではなく、素で言っているのだから驚きだ。


「あなたにそんなこと言われてもうれしくありません」


「か、かわいい...ふぇぇ...」


二人とも予想通りの反応である。まったく、イケメンだから許される台詞なんだよな~。くそ~。


「それより、皆さん班の割り当ては確認したのですか?」


そういえば忘れていた。


「あ、先輩方は私と一緒でした」


ふむ、アリスとか。俺としては都合がいいな。


「よかったですね、アキラ先輩。数少ない友人と一緒の班で」


「おいコラケンカ売ってんのか」


「はいはい!いいからバス乗るよ~!」


マキが俺の背中を無理やり押してくる。

くっ...釈然としないが、まあいいだろう。いつか痛い目にあわせてやる...。


「今年行く旅館結構遠いらしいよ~」


他の生徒の会話が耳に入ってくる。

ふむ、それなら仮眠をとるとしよう。朝急に起きて走ったせいで眠かったんだ。

バスのエンジン音を最後に、俺は意識を落としたのだった。



陸海空(りくかいそら)です。プロローグで衝撃的で悲劇の物語って言ったけど、そういうの出てくるの結構後になります。すみません。書いてて自分の文章力に絶望するぜ!

感想などよろしくお願いします。

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