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閻魔大王代理=父さん
「ん? いいよ」
「え……」
今までの事を閻魔大王代理、即ち俺の父さんに話した。
その後に頭を下げようと笹江さんと俺が体制を変える前に父さんは背中でも掻くかの如くあっさりと承諾した。
「いや……その、でも」
「いやいいよ、奏樹は任せた」
「しかし何もお咎め無しというのは……」
笹江さんは明らかに戸惑っている。
そんな笹江さんを見た父さんは少し考えて
「じゃあしばらく、具体的にはこの世界で一ヶ月くらい小鬼の手伝いしといて、もちろん奏樹もな」
「了解いたしました」
笹江さんが敬礼をした
「父さん、でも一ヶ月となると俺の体はどうすんだよ」
「お前の世界とこの世界の時間差は日々変わっている、今日から一ヶ月ならお前の世界では一日くらいだ」
「なるほど」
そんなわけで俺と笹江さんの家事仕事生活が始まった。




