令和の時、影の軍団、発進!
ある朝、ベッドで寝ている、
淫美でイヤらしい寝言を口ずさむ若者。
男「ねぇ、ゴム取っていい?生でしたい、
ちゃんと外に出すから。」
ベッドの横で般若のお面の如く、男の彼女が仁王立ちしていた。
女「朝から、エッチな夢見てる、毎回毎回。そろそろ起こすか…、翔ーーっ!起きてよ!7時過ぎてるよ。店の仕込み早めにするんでしょ?二組さん歓送迎会あるから。」
女は右手に焼き鳥の竹串を数本所持していた。
翔「う~〜っ、さつき、竹串仕舞えよ、俺を刺す気か?」
翔という男が起床した。
さつき「何処の女とエッチな夢見てたの、何処のどなた?翔、貴方でしょ?ご飯出来てるから、朝風呂入りな!それと三重の伊賀から仕事依頼が来た、丁寧に伝書鳩で。」
翔「何、伊賀から?みんな集めろ。風呂は後だ。」
さつき「判った。」
さつきは服のポケットから、スマホを取り出し、
操作した。
『全員集合、伊賀、隣、八、≡D』を打ち出し
さつき『送信!』
さつきの送信と共に、ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!ピコン!と鳴り響いた。
男「伊賀?!」
眼鏡を掛けた男。
女「さつきだ、えっ伊賀?なんだ?変なマーク?」
男「なんだろう、最後の三本線とD?」
若い男。
女「涼君、ももかの幼稚園送迎お願い、さつきちゃんから、全員集合LINE。」
色気が漂う人妻、夫の名を呼ぶ。
涼「二十二代目からか、しおり?」
首を降るしおり。
しおり「伊賀から。」
所変わって、居酒屋の店内に若い男女二人、
鶏肉の処理をしていた。
ピコン!ピコン!と2台のスマホが同時に鳴った。
女「隼!全員集合!」
料理頭巾を被っている女。
隼「頭か?なぎさ。」
筋骨隆々な背の高い男。
なぎさ「伊賀、それと最後のDが意味が?」
隼「上に上がるぞ」
隼となぎさ、エプロンを脱ぎ、店を出てビルの階段に向かった。
店の暖簾の文字『居酒屋 ひなた』と書かれていた。




