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【サイドストーリー】高身長ショートカット38才シングルマザーが、プロ野球入りを目指す高校3年生のぼくを好きになった  作者: @FITabc


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ドラフト1位の私の息子と旦那様は親友同士

私は高校3年生になったばかりの一人息子アキラを育てるシングルマザー。

名は水島奈央子。


名門と云われる大学に入ったが、20才に結婚し、アキラを産んだ。

出産し、しばらく平穏だったが、長くは続かず離婚。


それ以来、中小企業の事務で働いて、アキラを育ててきた。


アキラの親友のユージとは家族ぐるみのお付き合いとなり、いまではユージの母である美香さんとは親友だ。



月日が流れるのは早いもので、息子アキラは今年、高校3年生になった。


野球部に入り、ピッチャーをやっている。

親友のユージも中心選手。


この二人は小学5年生からの付き合いで大の仲良し。


そして、この野球がアキラとユージの人生を劇的に変えていくことになる。


_______________________________________


<3年後>


ドラフト会議風景


高校時代、無名だったアキラは、3年後、社会人野球界屈指のピッチャーに成長していた。


投球フォームは野茂英雄さんを研究した。

背番号がバッターに見えるくらい捻り、投げ込む投球スタイルを、参考にしたところ、アキラの関節の柔らかさ、構造が向いていたのか、そこから球速が138キロから153キロに増した。


プロも当然注目する。




第1巡選択希望選手、司会の声が響く。


中日ドラゴンズ、エヌエヌエス東海、水島アキラ 投手、

広島東洋カープ、阪神タイガース、3球団が指名した。


ただいまより抽選を行います。


抽選箱が運ばれ、代表者が前へ出る。

くじを開ける。


ドラゴンズの井上監督が肩を脱臼しそうな派手なガッツポーズ!!

ドラゴンズが交渉権を得た。


井上監督のインタビュー。


「水島君、待ってるよ!」


水島アキラは、エヌエヌエス東海の大会議室のインタビュー

「お世話になった皆さん。特に母、祖父母。早くバンテリンドームで、投げるところを見せたいです。」


今度は、アキラの母である奈央子の家にテレビ局が来た。

ここで取材陣は大きく混乱し、驚くことになる。


お母さん、一言お願いします。

「指名していただき、ドラゴンズさんに感謝しています。アキラ、身体に気をつけて。皆さんの言うことをよく聞いて。」


そして、隣の方は?


奈央子

「主人です。」


体格の良い旦那さん。

え?

随分若い。今回指名された水島選手くらい若い。


小さな男の子、女の子がいる。

カメラマンの足を蹴っている。


だれ?

お父さんですか?


はい、アキラの父です。


それにしても若い?


ユージにマイクとカメラが向けられる。


ユージが笑いながら、


「アキラ、おめでとう。来年は俺の番だ。小谷周平と待っててくれ。あ、ちょっと待って。」


「アキラお兄ちゃんだ」

「おにいちゃーん」


水島選手の弟と妹が、カメラに向かって手を振る。


奈央子もはニコニコしている。


アキラはテレビ中継を通して、「優、菜緒、だれか蹴っちゃだめだぞ、笑」


小谷とは、いまやドラゴンズのエース候補。

そう、「うれへい」こと、小谷周平だ。

アキラとユージの大親友。


テレビ局

何でドラゴンズの小谷選手知ってるんだ?

今の子、弟と妹?

え?


急にテレビ局の報道陣がざわついている。

前もって取材しとけよ。

凄い身体してるぞ!


この男は、川伊ユージ。


現所属のエヌエヌエス東海を優勝させると約束し、来年その約束を果たすべく、プロ志望届を出さずに、話題になった、アマ球界屈指のバッターであり、二塁手。


彼も、アキラと一緒にエヌエヌエス東海で都市対抗野球に出場、準優勝の立役者になった人物。


3年前に奈央子と結婚し、優と奈緒は2人の子だ。


奈央子と結婚したため、アキラの父となり、アキラは優と奈緒の兄になる。


このユージこそ、オリジナル作品の主人公である。


おい、川伊選手じゃないか!? エヌエヌエス東海の!

どう云うこと? 

プロ志望届け出したら間違いなく1位確実といわれた?

聞くしかない!


あのー。どゆことですか?


ハハハハハ、奈央子、いや、アキラの母は、自分の奥さんです。


なんだってーー。

ドラフトより、こっちが記事になるぞー


奈央子

「あらあら」


優、奈緒

「ママー」


奈央子

「はいはい」


優、奈緒

「抱っこしてー」


奈央子

「ふたりも抱けないわ。パパに抱っこしてもらいなさい。」


ユージにカメラを向けられた。

「川伊選手、来年はドラフトにかかったら、プロに行きますか?」


「うグッ」

奈緒に脇腹を蹴られた。


「イテテテ笑、ええ、そのつもりです。」


「川伊選手、失礼な質問ですが、エヌエヌエス東海が優勝出来なかったら?」


「グッ」

優に反対の脇腹をパンチされた。


「ゲホッ笑、そうですね。まずは、優勝するようがんばります!」

全国に流れた。


奈央子

「左右に蹴られてパパも大変ね。」


報道陣

アハハハ

奥さん、幸せですか?


奈央子

「とても」


報道陣

川伊選手、奥さん。今度、取材させてください。


周り

ハハハハハ


次の日、

名古屋スポーツの一面は、奈央子とユージの

年の差幸せ婚が大きく一面。


水島選手の父は、川伊選手だった!

が、飾った。


アキラ

え?主役は俺じゃねえの?


小谷

爆笑


一面を母に取られたアキラだったが、まぁこれはこれでいいかなと納得するアキラであった。







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