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人生逆転ダンジョン ~無職期間は経験値、転職回数はスキル数~  作者: サアロフィア


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01話 異世界ダンジョンへのトンネル

人生を逆転したい! そんな私の願いを物語にします。

お金が欲しい。生活費を稼ぎたいのに就職できない。そんなとき、異世界に通じるトンネルが各都道府県の県庁前に現れた。

公務員と一流企業のエリートたちが調査に行くが誰も帰って来ない。

トンネルの向こうで得たものは税金ゼロの条件で、冒険者を雇うと年収が低い者ほど多くの金貨を持ち帰って来た。


階級社会の上下関係(ヒエラルキー)が逆転することを嫌がる権力者たちはダンジョンへの立ち入りを禁止して封鎖しようとした。


その結果、権力者たちの大事な家族や愛人たちがダンジョンからあふれるモンスターに襲われて食い殺された。


仕方なく、ダンジョンは解禁された。表向きは失業者に仕事を与えるために、初期装備を支給することにして、支持率をあげるためだった。


動画配信者やプロゲーマーよりも稼げる冒険者は、小学生から大人まで、人気の職業になった。


このニュースを聞いたボクは、国から支給された初期装備を身に着けて、ダンジョンに入った。


ロールプレイングゲームは、雑魚モンスターを倒すことでレベルが上がる。


これと同じだと考えた冒険者は命を落とし帰らぬ人となった。


ボクは年収が低い者ほど生還率が高い理由を考えた。


彼らは自信が無いからと、ダンジョン内を逃げ回っていたのだ。

モンスターを倒すと経験値は増える。強いモンスターを倒すともらえる経験値も高い。ここまでは同じだった。


しかし、もっともレベルをあげる要素は、ダンジョン内で生き残った時間だった。

これに気づくものは誰も居なかった。そう、ボクが気づくまでは!


ボクはダンジョン内で戦う人たちを見ては、誰もいない穴場を探して歩き回った。

近くの場所で戦うと、縄張り争いに巻き込まれるからだった。


ボクは、強いモンスターが現れるから、危険で人気がない場所で、ひと息ついた。


「コマンド つよさ を見る」


なまえ ゆきお

レベル 999 / 999MAX

たいりょく 999

ちから 999

すばやさ 999

まもり 999


経験値 12年1月


ボクの無職期間と一致しているような気がするなと思った。


まだ、続きがあるぞ。


スキル 8/8 MAX


①すべてを鑑定

②検索レーダー

③賢者、呪文全部

④戦士、剣聖

⑤武闘家、拳聖

⑥経営者、商人

⑦スキル指導者、領地経営

⑧心技体、真善美


職歴数と同じだな。


もしかして、ダンジョン内で最強じゃないかな?

試してみよう。


モンスターが現れた!


【①すべてを鑑定】のスキルを使って、つよさを調べた。


なまえ オーク大将軍

レベル 80 / 99 MAX

たいりょく 100

ちから 120

すばやさ 20

まもり 80


『よし、余裕で勝てそうだな!

でも、怖いから、遠くから攻撃しよう!』


「当たれ! 火の玉!」


モンスターを倒した。


最大レベルのため、経験値をお金に変換します。


300万円分のゴールドを手に入れた!


「あっ、すごい。

ボクの年収の150%分だ。


リュックに入るかな?


よし、入ったぞ!

では、帰ろう!」


「すごい、あの強そうなモンスターを倒すなんて」


すぐ後ろの低い木々の後ろから、若い女性の声が聞こえた。


「誰だ? そこに居るの分かっている。出てこないなら、火の玉を打つぞ!」


「・・・」


「5秒前、4,3,」


「ま、待って、出て行きます。だから、その約束してくれませんか?」


「なにを約束しろと言うんだ?」


「わたしを襲わないでください」


「ボクは、モンスターじゃないよ! カウントを続けようか? 2,1」


「いや、打たないで」


裸で裸足の美しい美少女が現れた。年齢は少ないけれど、胸は大きかった。左腕で両胸を隠そうとしているけれど、ほとんど隠せていない。ギリギリ桜の花は隠せているかな。右腕で、おへその下を隠していた。整った顔立ちに長く美しい黒い髪、長い手足、適度な丸みを帯びていて、とても魅力的だった。


「えーっと、裸族ですか? 家の中ですればいいのに。よりによって、ダンジョンで?」

読者様、★をください。

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