表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/21

プロローグ

二〇五二年、地球は静かに終焉を迎えようとしていた。


気候変動、資源枯渇、急激に増加する人口。

人類が築き上げた文明は、その重みに耐えきれず、崩壊の淵に立たされていた。

海面は上昇し、乾いた大地は生命を拒む。


水も、食糧も、エネルギーも、すべてが不足していた。そして、争いの火種は至る所で(くすぶ)り、世界は再び総力戦の時代に突入しようとしていた。


だが、戦争は無意味だった。


奪うべき資源はもう残っていない。

いかに兵士を送り込もうと、勝利の果実は実らない。

消耗戦はただ国を疲弊させるだけ......各国の指導者たちはそのことを理解していた。

だが、平和的解決の糸口は、どこにも見つからなかった。


その時だった......!!!

人類最後の選択肢とも言うべき提案が持ち上がったのは!!!


進世界(シンセカイ)』......それは、かつて誰もが考えもしなかった、冷酷で残酷な”次なる戦争”の形。


国同士が兵士や武力でぶつかり合うのではなく、たった一人の『最強の人間』を代表として戦わせる。

その勝者が、敗者に要求を突きつけることで、国の存続を図る。


すべての国家が、この極限の選択に合意するまで、そう時間はかからなかった。

勝つことが生き延びる唯一の方法。

そして、負ければ、滅びが待っている。


各国は動き出した____

どこかにいるであろう、人類最強を求めて_____


勝つのは。

最強か!

それとも最凶か?

はたまた最恐か!?


最キョウ同士の闘い、いざ開幕!!!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ