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9-5 ご近所さん

受験勉強が、、

(_ ..)_ バタリ


朝起きてとりあえず状況を把握する。


昨日は確かツリーハウスで夕食を食べて雲の上にある家に戻ってきた。


(あのシチュー美味しかったなぁ。)


味を思い出していると不意にお腹がすいてきた。


リビングに行くが、お母さんはまだ起きていない。


しょうがないので自分で目玉焼きを作ることにする。


最初は卵焼きを作ろうと思ったのだけれど地球でいつも使っていたおろし醤油がないので目玉焼きにする。


ちょうど、3人分作り終わってリビングがいい匂いに包まれた頃にお母さんが起きてきた。


その紙は寝癖など一切なく、目も完全に覚めている。


「狸ね」


「狸寝入りしてないわよ?」


言葉を被せてきた。


「美味しそうなご飯ね。

ゼログラビティを器用に使えるようになったのか。」


(まあそんなところ)


お母さんが1人で喋っている間にトールも起きてきた。


「いただきます。」


トールがそう言って食べ始める。


やっぱり美味しい。自分で作ったものほど自信がある。


でも、昨日食べたシチューよりは美味しくない。


この家にある調味料や具材はどれも1級品で、価値は同じはずなのに味に差がある。


(腐ってもお母さんかー)


今度から料理を練習しようと思いつつ箸を動かす。


食べ終わった頃にチャイムがなった。


「誰か来たのかしら。」


そう聞いてここが空の上じゃないのかと思って扉の前まで行ってみると何故かそこは住宅街だった。


(動く城の扉みたい)


扉をくぐる度に出る場所が違ってくるのだ。そう思うのも無理はないだろう。


「おはようございます。

隣に引っ越したので挨拶に来ました。」


「そうなんですか、私はファルですよろしくお願いしますね。」


「ご丁寧にどうも、僕はテイナーと言います。こっちは息子のアルドです。」


「私はエマよろしく」


初対面なので素っ気なくなってしまったが、あまり人に接してないからしょうがないと思う、思いたい。


「エマ?よろしく!」


手を出してきたので一様握手する。


茶髪で身長はお兄ちゃんと同じくらい、70もいってないかな?


「俺トール。よろ」


「よろしく、トール」


お兄ちゃんとも握手をする。


「お友達になってくれるのかな?

遊びに行ってもいいわよ?」


もちろん私はのーだ。


昼寝がしたい。


「最近来たばかりだから案内してくれよ」


「3人で行くのもいいですね。

ファルさん、2人を借りてもいいですか?」


「ちゃんと夜には帰ってくるのよー」


そう言って手を振っている。


(昼寝をするという選択肢がなくなってしまった。

それに、私もここに詳しくないんだけど、、)


ほぼずっと家にいるのを思い出してどうしようか迷うがお兄ちゃんが歩き始めたのでついて行く。


(この世界の大人はまだ幼い歳だったとしても子供だけで遊びに行くのを許可してくれるんだ。)


意外なことに気づきながらもお兄ちゃんのあとを追うことにした。


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