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9-1 おはよう

投稿がかなり遅くなってしまいました。

大遅刻です。

言い訳を聞いてくれますか?

登場させるキャラクターが思いつきませんでした。

ストーリーのようなものは授業中に考えていたのですが、やはりキャラだけは全く思いつきませんでした。



まどろみから覚めて、あたりを見まわそうと首を動かそうとした時、異変に気づいた。


首が動かなかった。


というか、体全体が重い。


今いる場所から少しでも周りを見ようとするが、ちゃんと目が開けられない。


色々と確認をしていると扉を開けて入ってきた人がいた。


(なんか知ってるな、こういうの。)


結構前、私が転生した初めの頃にあったことだ。


来たのは茶色い腰ほどまで伸びた髪に優しそうな顔の女性とそこに抱かれた男の子だ。


「おはようエマ、お母さんですよ。」


「ううあー」


女性と男の子が挨拶をしてくる。


少し体を動かしておはようと伝える。


「この子は初めてだったわね。トールと言うのよ。あなたのお兄さんですよー。

詠唱〈ゼログラビティ〉」


そう言ってトールと言われた男の子を浮かせて私のことを抱っこした。


「どう、凄いでしょう?私の魔法は。」


そんな感じで自慢をしてくる。


「言っても分からないだろうけど。

でも子供の頃に魔法を使わせておけばマナの送料が増えると思うのよね。

手伝ってくれないかしら?」


そう聞いてくる。


(お願いー。わかるかな?)


今度は心の中に直接声を送ってきた。


「あだ!」


やだ、と発音したつもりだったが、上手くできなかったみたいだ。


それでもお母さんを叩くことが出来たのでオーケーだろう。


「あれま、分かっているのかしら?」


まあそういうことになるなー、と思いながらもお母さんを叩き始める。


「でも、魔法が使えれば良いものよー?自分の身が守れるわよー?」


そう言われるとたしかにその通りだ。


使えると便利だ。


「うぶ」


最終的には折れて承諾した。


だってそうしなきゃ一生ここにいそうなんだから。


そんなことを思わせるほど、お母さんが赤ちゃんである私に向ける視線の熱さがあった。


それから私は毎日、朝と夜の2回、たまにお兄ちゃんと一緒に魔法の勉強をするようになった。


私達は空気中にあるマナを時間をかけて体に溜め込んでそれを放出する。


それを形にしたものが魔法だと言っていた。


形にするためにはこの世界にいる神に、詠唱という形で語りかける必要があると言っていた。


でも、熟練者は詠唱をしなくても魔法が使えるらしい。


魔法を教えて貰っている間に知ったことだが、お母さんはかなり高名な魔法使いなようでその講義を受けに、毎週たくさんの人が来るらしい。


もちろん弟子になりたい人もいるみたいだが、お母さんは10人ほど弟子として育ててそれ以降は取らなくなったという。


魔法の練習を初めて10日目、私はあることに気づいた。


(魔法の練習をしても、今の体のままじゃ意味なくない?)


最初は自分の身を守るため、と言っていたが、まずこの体ではどこにも行けない(行く力がない)ので意味があるのか、と考え始める。


「魔法で自分の体を持ち上げたら?」


お母さんからそんな言葉が投げかけられた。


1番最初の頃にお兄ちゃんが浮いていたのを思い出した。


試しにやってみた。


「うあ!?」


最初の方は上手くできていた。


けど、集めていたマナが蒸散していき落ちてしまった。


「でも、このおうちには結界があるから魔法は使えないんだけどねー。」


という事だ。


(ひどいお母さんだ。)


いつか復習をしてやろう、と心に刻んだ私だった。



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