8-17 陽光と月光2
翌日になり、月に行くための準備、と言っても食料を少しだけあ空間に詰め込むだけだが、それをてきぱきと終わらせる。
大臣たちにはこのことを話していて1週間帰ってこなかったら新しい王を決めておいてと言っておいた。
この星を出るまでは風魔法で空を飛び、出てから風魔法が意味をなさなくなり宇宙に漂うだけとなった時、火魔法に切り替える。
という予定だったが、宇宙が面白いので泳ぐのと同じ容量ですいすいと進んでいく。
無重力がここまで面白いものだとは思わなかった。
重力の変化により起こる症状などはすべて魔法によって無効化している。
病気さえなければこの世界に住んでいる人たちもいいだろう。
今度病気を消す薬を作ろうかな。
そう考えながら宇宙空間を進む。
宇宙ミを生で見たのはこれが初めて(というか普通の中学生が宇宙に行くことはないのだが)で、プラネタリウムで少し見たくらいだ。
だけど、宇宙というものを人間が再現するのは無理なようだ。
この宇宙は四方八方に広がる様々色と光の強さ。
そのすべてが似ているようて違っていた。
地球のような星座は見つからないが、特別強く輝く星などがあり、見ているだけで幸せになれた。
空気が無いと、遠くにあるものが見れないということがない。
遠くの方でほかのものとは違うくらい黒い渦のようなものがあった。
本で読んだことがある。
だけど、たしかそれが実在したのは見ていないはず、ということは初めて見つかったのではないか。
その周りだけ光が無く、星や衛星などもない。
進む途中に流星群が通ったが、すべて前を進む途中で消えていった。
その消え方は押しつぶされるように外側からだんだんと小さくなっていった。
「宇宙ってすごいな〜。」と感動している間に、月についた。
月面到達。
月の石を拾って投げてみると私のいる星よりも長距離飛んでいった。
お遊びはこれくらいにしといて重力のある月を飛び始める。
飛び始めて数秒で考えたのが、重力が小さいからジャンプして行けない?という事だ。
思いついたが吉日、早速やってみると今まで感じたことのない浮遊感を味わった。
少しの力で高い所まで行ける。
急ぎながらも新しい発見?をして喜びながら小屋を探す。
空間の把握で見つからなかったということは空に浮いているということだ。
なんか最近は空に浮かんでいないものが多かったが、今回はちゃんとした浮遊大陸なんだろう。
進み続けてはや20分。
たったそれだけの時間で小屋は見つかった。
高度1000メートルほどの位置でふよふよしていた。
中に入って台座を見れば黒色の石があったのでそれを回収して外に出る。
次は太陽の周りを飛ぶ大陸だ。
これはステにどれ位の速さで周りを回っているのか確認済みなので待っていればあっちの方から来てくれる。
とまあそんな感じで黄色い石を回収した。
太陽の大陸はひし形でその中に人間が生活できる環境があった。
つまり宇宙船ということだろう。
今度これを使って宇宙旅行をしようと思った私だった。




