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14の続きからです。
「これとこれを繋げて、こうしたら…。」
今、俺はバイクの車体を組み立て中だ。前世の記憶辿りなので、かなり苦労している。ちなみにノースはというと、
「リオル君、ご飯できたよ。一緒に食べよう。」
昼食を作ってくれていた。
「サンキューな。」
「いえいえ。私にはこれくらいしか出来ないから。それより、リオル君がたまに使うサンキューとかオーケーとかってどこの言葉?だいたい意味は分かるんだけど私が行ったことのある街では使われてなかったんだけど。」
うん、前々から思ってたけど未だに癖で日本語で返してしまう時がある。治さないといけないが、ついつい使ってしまう。
「うーん、ある場所の方言?みたいなものかな。」
「へー、そうなんだ。さ、どうぞ。食べて食べて。」
うん、美味しそうなおにぎりだな。
「ごめんねおにぎりで。私、あまり料理が得意じゃないから…。」
「いやいや、そんなことないよ。十分美味しいよ。この絶妙な塩加減がたまらない!」
「ふふ、そう言ってもらえると嬉しいよ。」
出ました!本日2度目のノーススマイル!!本気カワユス。
「作業の方はどう?」
「順調、とはいえないかな。思ってたより難しい。」
「頑張ってね。あまりないとは思うけど、私に手伝えそうなことがあったらどんどん言ってね。ライトの方はもうできそうだよ。」
うそっ、早くない?まだかなり時間がかかると思ってたんだけど。
「見せてもらってもいいか?」
「うん、いいよ。こんな感じで大丈夫かな?」
……。すごーい。パーフェクトだ。
「この部分は設計図には描いてなかったよな?どうやったんだ?」
「えっと、勘かな?やったら出来たって感じ。」
まさかの才能発見。魔法少女で機械女子だったとは…。
「悪いが俺の方も見てもらっていいか?この部分なんだけど。」
「うん?あ、えーとここは、これを繋がないで、こっちに持ってきたら魔力の循環が良くなると思う。あとその線をこっちに繋いでこれを連結させたらうまくいくと思う。」
ちょっと見ただけで解決されてしまった。でもこれならうまく行けば今日中に終わるかも。
「よかったら、こっちも手伝ってくれないか?」
「もちろん!私なんかでよければ。」
それから2人で(主にノースが)試行錯誤しながらなんとか車体+ヘッドライトそしてテールランプまでもが完成した。ノースさんあざっす!
そうそう、バイクを作っている途中にエバンスが来て、
「マルクス、明日は何か予定がありますか?」
と訪(尋)ねに来た。
「明日か?郊外で魔法の練習をしようと思ってるけど、どうかしたのか?」
「休みの日にまで魔法練とは…。いや、なら少しだけ私に付き合ってもらえませんか?行きたい場所があるんですが…。」
エバンスはこの前の件以降、友好的に接してくるようになった。
「おお、別にいいぞ。ノースも来るか?」
この時、エバンスがなぜか微妙な顔をしたのが印象的だった。
「残念だけど、明日はミレイちゃんと試合の観戦をする約束があるから遠慮するよ。」
それは残念。エバンスはホッと息をついたが。
「では明日の午前10時頃ここに来てもらってもいいですか?」
「分かった。朝10時だな。」
「はい、よろしくお願いします。」
それだけ言うと、来た方へと帰っていった。
「何だったんだ?」
ノースに問いかけてみたが、
「……まさかシャルさんも!?いや、シャルさんに限ってそれは。でもリオル君が相手だから……」
と何かブツブツ言っていた。よく聞き取れなかったが、返事がなかったのでちょっと寂しかった。
ノースがまさかの機械女子属性!?当初よりこの設定は企画していたので、ちゃんと書けて出来て一安心です。




