乙女ゲームの当て馬役に転生したようなので全力で当て馬フラグを折ってみる。
シエラ・ローゼンベルクは、3歳の誕生日をむかえた次の日に、自分が乙女ゲームの世界に転生したことに気が付いた。乙女ゲームの中のシエラは姉の恋のライバル(当て馬役ともいう)だったが、シエラは当て馬役なんてまっぴらごめん、むしろ大好きな姉を攻略対象の魔の手から守りたい!と姉と自分に関するフラグを全て折ることを決意する。そして乙女ゲームの舞台である学園に入学したシエラは、さっそくフラグを折るために、男装をして騎士を目指すのだった……。これは姉至上主義な女の子が一生懸命あさってな方向に頑張る物語である。