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マラソン、セロハンテープ、緑茶
もう限界。 これ以上は無理。
なんでマラソンなんかに挑戦したんだろう。
あぁ、咽がカラカラ。
と、突然、煙と共に白いひげのお爺さんが。
あちゃー。 また神様だ。
どうせ役に立たない。
「金のセロハンテープ、銀のガムテープ。 そして、鉄の緑茶。 どれが欲しいかね?」
また訳のわからないことを。
けど、ここはやっぱり。
緑茶ちょーだい!
でも……。 あれ? ちっとも飲めない。 どうして?
「言ったじゃん。 鉄だって」
やっぱり役に立たない。
文学少女風三題噺作成からもらったお題です。うーん。ちょっとグダグダですね。セロハンテープが何の意味もないですね……。 それにしても、現れた瞬間に諦められてる神様っていったい何でしょうね?どうしてか、今回はそんな神様になってしまいました。