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時代小説、笑顔、桐生一馬
俺は桐生一馬。 クールで、パワーみなぎる男だ。
え? 知らない?
まぁ、所詮は闇の世界に生きる人間だからな。
一般人には縁が無いかもしれん。
おい、だからって時代小説で探すんじゃない。
さすがにそんなに古い人間じゃない。
にしても、はぐれ者を束ねるには、力だけじゃダメだ。
包容力ってのが大事だ。
俺の笑顔が人を惹きつけるのさ。
そう。貴重な笑顔だぜ?
特別に披露しよう。
むむむ……。
あ、貴様!
俺が苦労してるのに、なぜ笑う!
三題噺お題作成からもらったお題です。うーん。よく判らない……。桐生一馬って、『龍が如く』っていうゲームのシリーズの主人公で、まぁ、いわゆる極道の人らしいです。いやぁ、それはいいんだけど、そんなキャラをどう使えと?? なんだか半端な、苦笑い状態です…。