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国産、夜光虫、ハイヒール
私は、夜の街に漂う夜光虫だった。
夜光虫って綺麗だけど、何の目的もないのよ。
陽が沈むころ、赤いハイヒールを履いては街に出かけた。
吸い寄せられる様に男が寄ってきた。
ドライブに行きたいって言ったら、色んな車が出て来たわ。
外国製のスポーツカー、時には国産の軽。
でも、誰も私自身を見てくれなかった。
だから、いつも満たされなかった。
けど、あなたは私を見ていたわね。
恋に落ちたことに気が付いたのは何時だったかしら?
うーん。よく判らない話になっちゃいました。そもそもお話になってないかも…。 まぁ、でも、幸運な出会いがあった、ってことかなぁ? あはは。自分でもよく判らない…。