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鼻歌、会員券、かなしばり
最近、かなしばりに遭うことが多い。
熟睡していたつもりが、ふと目が覚めてしまったとき。
暗闇の中で、身動きがとれなくなっている。 そんなことがある。
ああ、まただ…。
となりにいるはずの妻に助けてほしいけど、声も出ない。
そしてほら、どこからか鼻歌が聞こえてくる。
「会員券はどこかな~♪」
「美食クラブの会員券~。 明日はパパに内緒でごちそうよお♪」
うう。 連れてくから…。
だから、この縄と猿ぐつわを外してくれよぉ…。
それ、かなしばりじゃありませんから!! なんて…。 この旦那さん、美食クラブに一人で行ってたんでしょうかねえ、そりゃー奥さんだって、おいしいもの食べたいもんね。(こんなものを投稿した日に、仲良くお出かけご飯の活動報告がありました…。 あはは。 いいなぁ)