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かたつむり、ダンボール、宇宙ステーション
宇宙ステーションでは、様々な実験が行われている。
かたつむりとナメクジの競争など、何の意味があるのか全く判らない。
それでも、ただ宇宙でやることに意義が認められていた。
国際的な協力で宇宙ステーションは拡大してきた。
これまでは、最先端として順調に運営されてきた。
けど、不況のあおりで、人員削減の波が襲ってきた。
先日の打ち上げではダンボールと新聞が輸送された。
それは失業者のための家とふとんと言うことだった。
文学少女風三題噺作成からもらったお題です。うーん。何かの捻りが出ないかなぁ、と漠然と書き始めました。 結局、何の展開もない感じ…。