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叶わぬ恋、夜想曲、カムパネルラ
楽しい時間は、嬉しい時間も、いつかは終わる。
それは判っていたはずだった。
だが、判っているのと、実際にそうなるのでは全く違った。
そう。カムパネルラは行ってしまった。
そして私は、また一人になった。
夜想曲だって、二人で聴けば心が温かかった。
でも、一人で聴くのは哀しい。
「どうして…?」
彼を求める声が零れる。 けど、誰も応えない。
つらい…。
叶わぬ恋とは思いたくない。
そう。 苦しい時間だって、いつかは終わるはず。
何だろう? 何だか不思議なものですね。 まぁ、明日に向かってガンバロー!ってことで!