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学級委員長、桃尻、三途の川
ホームルーム。
あいつは学級委員長で、偉そうだった。
けど、馬鹿は馬鹿だった。
「じゃ、今度の学園祭は桃尻コンテストだ」
「ば、馬鹿言ってんじゃないわよ!」
「良いだろ? 男子も参加だし」
「そう言う問題じゃないわよ!」
「良いじゃん。 見せっこしようぜ?」
「あんた、一辺、死んでみる?」
「ふ。 俺が三途の川を渡るときは…」
「ときは? なによ」
「一緒に渡りませんか」
後から聞いて知ったけど、それは夫のプロポーズらしかった。
うーん。何だか、強引過ぎて訳がわからない展開にしてしまいました…。