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白髪、地球儀、水槽

 この海の向こうには何かがあるのだろうか?

 行ってみたい。 それは、物心付いた頃に抱いた夢だった。


 小学生の頃、地球儀を片手に海の向こうに夢をはせていた。


 けど、成長するに従って現実の生活の中に埋没していった。



 頭髪に白髪が混じっていることに気が付いた時、夢を思い出した。

 それは、ほろ苦い思い出の様に感じた。


 所詮、俺は水槽の中の魚だったのだろうか…。




 だが、家族との生活を思い浮かべたとき、この上ない満足を感じた。



幼い頃の夢って、ふと思い出すと切なくなることもありますよね。 それでも、自分の人生を後悔してる訳じゃない。 大事なものをたくさん得た。 十分に満足。 そんな想いを書いて見たいな、と思いました。(さすがに、これでは書ききれてないですけど…)

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