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第10話 動き出す機関

「これから、どうする。なんか厄介な奴らが現れたらしいな」

 長身の男が喋っていた。

「厄介?どういうことだ。あんな楽勝な案件なのに」

 短身の男が喋っていた。

「どうやら、学校を守るレジスタンスが現れたらしい」

「レジスタンス?なんでそんなものが高校にいるんだよ。おかしいだろ」

「たしかにな。でもいるらしい。だから、少々作戦を変えると上からの通達があった」

「ふーん。でも、そんなに真剣にならないといけないほど、あそこの場所になにか価値があるのかね」

「さあな。よくわからないよ。地下資源と豊富なんじゃないか」

 長身の男の冗談に、短身の男は笑っていた。

「それじゃおやすみ」


 長身の男は、短身の男との会話を終え、自分の部屋に戻っていた。大きい屋敷の一部屋だ。しかし、大きい屋敷のはずだが、部屋自体はベットと小さめの机、椅子程度しか無い。随分と質素な感じであった。

 長身の男は、上着を脱ぎベットに倒れた。天井を見上げて何かを考えているようだった。

「ふう……」

 男は、そのまま眠ってしまった。


 男は、眠りから目が覚めた。どうやら、昨日はベットでそのまま眠ったらしいと気がついた。男は、ベットから起き上がりトイレに寄ってからシャワールームへと行き、汗を流した。

 シャワーを終え、髪をタオルで髪をかわしながらテーブルの上においてあった一枚の紙を見た。男は、少しその紙を見てから元のテーブルの位置に置いた。

 携帯電話が鳴り彼は、携帯電話を取った。

「もしもし」

「準備は完了したか」

「すまない。今起きてシャワーを浴びていたところだ」

「そうか、最近忙しかったから仕方が無い」

「あと、10分くらいで準備が完了するはずだ」

「わかった。では、また10分たったころに連絡する」


 10分後、きっちり10分たった後に電話がなり、電話に出た。

「今日は、あの陸橋の下に来てくれ。ターゲットが現れるはずだ」

「わかった。ターゲットの特徴を教えてくれ」

「特徴か。身長はあまり高くない。性別は女だ。年齢は10代で高校生、メガネをかけている」

「メガネ?それは、特徴としてはわかりやすいな。どんな形だ」

「たしか、ウェリントンとかいう形だったはずだ。すまない、メガネにはそんなには詳しくないんだ」

「俺も詳しくはないから気にするな。では、その任務承知した。完了次第連絡する」



 俺は、傭兵だ。ある機関から雇われている。今日も、上から命令が来た。俺にくる任務なんて血なまぐさいものが多く、大抵は人殺しが多い。高校生か。すまないな。俺も仕事だ。短い命だったかもしれないが命令には逆らえない。こっちも生活がかかっているからな。


 俺は、電話を切り部屋を出た。






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