賽は投げられた
—賽は投げられた—
バゴン…
カァン…
あぁぁ…
暗い地下街の電気屋のテレビが
鉄格子の中に展示されている。
カチ…
ズズッ
(庭園の映像が映る)
「この地下庭園には色とりどりの花が
沢山添えられこの第一区画での
癒やしとして---
ズゥーー(テレビの砂嵐の音)
「緊急速報をお伝えいたします」
「緊急速報をお伝えいたします」
「緊急速報をお伝えいたします」
「昨夜未明ラムセス医療病院で銃声がなり
市民管理委員会が立ち寄った所」
「病院局長ラムセス・ミラー氏が銃撃され
死亡していた所を確認と」
「市民管理委員会から
発表されました、また容疑者は
ラムセス氏の孫娘アリス—
「ズゥーー…」
「どうして…叔父さ―」「拳銃はラムセス氏が従軍時の時に所持していたもので…
「ズゥーー」
「あんなの死んでるのと同じだよ…」
「機械脳――な――て―」
「ズゥーー」
「市民管理委員会は容疑者の行方を捜査中」
「倉浜首相閣下はこれに対し
哀悼の意を表明いたされました」
ズゥーー「この花を見て
都市の喧騒を少し忘れましょう♩」
「てーてーてーー♩」
「「ズゥーーーーーーーーー……」」
(俯く白髪の老齢の男性の顔が映る)
「「I ―― bec―― d――th…
T――de――oyer of world――」」
「「ズゥーーーーーーーー……」」




