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[GEAR HEAD]  作者: 地位分沢口
第一区画
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18/28

賽は投げられた

—賽は投げられた—


バゴン…

 カァン…


 あぁぁ…

 

 暗い地下街の電気屋のテレビが

 鉄格子の中に展示されている。

 

 カチ…

 ズズッ


 (庭園の映像が映る)

「この地下庭園には色とりどりの花が

 沢山添えられこの第一区画での

 癒やしとして---


  ズゥーー(テレビの砂嵐の音)


「緊急速報をお伝えいたします」

「緊急速報をお伝えいたします」

「緊急速報をお伝えいたします」


「昨夜未明ラムセス医療病院で銃声がなり

 市民管理委員会が立ち寄った所」


 「病院局長ラムセス・ミラー氏が銃撃され

 死亡していた所を確認と」

 「市民管理委員会から

 発表されました、また容疑者は

 ラムセス氏の孫娘アリス—


「ズゥーー…」

「どうして…叔父さ―」「拳銃はラムセス氏が従軍時の時に所持していたもので…

「ズゥーー」

「あんなの死んでるのと同じだよ…」

「機械脳――な――て―」


「ズゥーー」


「市民管理委員会は容疑者の行方を捜査中」

「倉浜首相閣下はこれに対し

 哀悼の意を表明いたされました」

 ズゥーー「この花を見て

 都市の喧騒を少し忘れましょう♩」


「てーてーてーー♩」


「「ズゥーーーーーーーーー……」」



 (俯く白髪の老齢の男性の顔が映る)


「「I ―― bec―― d――th…

 T――de――oyer of world――」」

「「ズゥーーーーーーーー……」」


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