デビル
ある日、愛が一人で公園にいると
ヘイトとジェラシーが入ってきた
「ザ・マンはいないようだな」
とヘイトが言った
愛は恐怖で縮みあがった
「どうするの」
とジェラシーがヘイトに聞いた
ヘイトはニヤリと笑い
愛のほほを殴った
愛はしりもちをついた
目から涙があふれ出てきた
ジェラシーが笑った
ヘイトは愛の脚を蹴飛ばした
「やめて」
愛は泣いた
「おらおら」
ヘイトは愛の脚を何度も蹴った
愛は泣いた
ジェラシーが笑った
「やめろ」
と声がした
ザ・マンだ
「ちっ」
とヘイトは言って公園から走り去った
ジェラシーもそれに続いた
「大丈夫」
ザ・マンは愛に聞いた
愛は泣いていたが同時にホッとしていた
愛はザ・マンと別れ家に帰った
お母さんの姿が見えない
家中探し回ったがいないようだ
とその時、家のドアが吹き飛んだ
愛がびっくりしてそっちを見ると
黒いス-ツ姿の男が立っていた
「誰」
と愛は聞いた
「私はデビルだ、お前こそ誰だ」
「愛だよ」
「そうか」
と男は言った
そして机の上にあるパソコンをいじりだした
愛のことなど気にならないらしい
愛は家を出た
と、目の前を車が猛スピードで走り去った
その直後
車は近くの電柱に衝突した
大きな音が響き渡り
車はぐしゃぐしゃになった
中の人は大丈夫だろうか
愛は心配になって近づいた
だが、運転席には誰もいなかった